MBA生最大の悩み、Post MBA(下):戦いは数だよ、就職活動

(トップの画像は就活とは関係なく、Collegeの入学式の1枚。就職決まっておめでとう!の意味)

どこかに記載した気もするのだが、見つからない。学生の就職のためにカウンセラーがいることは前編で記載したが、人気のカウンセラーがいた。就職相談だけでなく恋愛相談にものってくれるようだ。人気なら受けない手はない。が、特に恋愛Talkをしていないのに、彼女の本領が発揮され「恋人をみつけるとき、どうする?」と聞かれて、「日本には合コンというものがあって~~」とか説明する前に「気に入った子何人かに同時にアプローチするでしょ??」と言われた。さすだが。。。「就活もそれと一緒、1社だけに強くアプローチしていても縁が無い時がある、複数同時並行でいかないと」とのことだ。うむ、確かに。

GUCCIがドズル・ザビが着ていそうな服を作る : くまニュース
「戦いは数だよ、兄貴」と主張したが容れられず、逝かれた。。。

前回はなぜ日立製作所のCVCをPost MBAとして選んだかを記載した。少し関わるが、今回はPost MBA決定までのプロセスを記載する。

Easter Term(春)になり、そろそろ危機感が募ってくる。就職活動プロセスが何も進んでないし、将来どころか、半年後(卒業後)何をしたいのかが決まっていない(まぁ将来何やりたいかは難しい題目だが)。ここまで、何も進んでいないのが心配でいくつか面接を受けているのだが、自分の中で何も決まっていないので、当然結果も芳しくない。とは言え、このプロセスは必要だった。少しでも興味がある会社を受けることで、その会社を調べつつ自分の現在と将来を考えることになる。履歴書の記載や面接の経験にもなる。これらを何回も繰り返すことで、漠然としたPost MBAが少しづつ明確になっていくのだ(その結果が中編の思考プロセス)。

一方で、Easter Termの後のSummer Termは急に時間ができる。当然だ、授業がないのだから。この約3か月間ほど自由な時間は人生でないのではないか??もし3か月間ずっとゲームしていても、履歴書的にはMBAコース中という事になる。なんとすごい特権!!!まぁ、そんな人は当然いないのだが、就活にはとてもよい期間だ。これまで忙しくてできていない、企業調査や履歴書、候補会社への応募書類等のブラッシュアップに時間を裂ける。この期間、平日午前中(日本時間考慮なので)はほぼ毎日何かしらのCall(情報収集、エージェントとの認識合わせや、面接)が1~3件入っていた。そして午後は、業界企業研究や、応募書類のブラッシュアップに当てた。

最終的に応募した会社は少なくとも30社、50社くらいの可能性もある、面接は20社くらいだろうか。(ちなみに大学院政時の就活は面接10社、それ以外は何してたか覚えてない、適当過ぎた。。。)

就職活動で使ったChannelは、使えるもの全てと言っていいだろう、一般的な転職エージェント複数、企業の就職ページへの応募、Linkedin経由、知り合いづて、企業の「お問い合わせ」から直メール、の5つだ。

転職エージェントも複数使ったが、Bizreachが良かったように思う。CMで主張されているように、直接企業の担当者から来るところが良かった。一方で、Linkedin経由で転職エージェントから自身の売り込みが来る場合もあり、比較的小さい、個人でやっているような転職エージェントもよかった。何人かとお付き合いさせていただき、数社最終面接まで行き、最終的に2大外資コンサルの片方からオファーをいただいた。

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Bizreach、お世話になった。

Linkedinの話を先に記載するが、MBA生であればLinkedinの内容充実は必須だ。できれば、MBAに行く前に完了させておきたい。ご参考に私のLinkedinのリンクを張る。これはMBA中に何度も記載を直した。履歴書もそうなのだが、自分が求める職や会社に対してアピールできるような書き方にする。具体的には、私の場合「事業開発」をしたかったので、これまでの経験から少しでも事業開発に関係ありそうな内容(ビジネスのOpportunityを探した、等)を記載した。そして、Linkedinの「今積極的に新しPositionを探し中です」にチェックを入れれば多くの紹介が企業とエージェントから来る(ちなみに今所属されている会社に知られないのか?という話だが、一応そこはLinkedin内でうまくやっているようだ、とはいえリスクは0ではないが)。私の場合、Linkedinから直接メッセージいただいた企業と数社面接をさせていただいた。

次に、企業の就職ベージだが、最近は企業が就職ページで今OpenになっているPositionを公開している。そこにJob Descriptionも要件も書いてある。想定年収も書いてある場合が多いだろう。ただ、結果的にあまりよい所まで進んだ例がない。結局日本だとエージェント経由が大多数を占めているからなのかもしれない。(ちなみに日本IBMでは、エージェントは全てやめて、Web経由か社員の紹介経由に絞ったと聞いた。社員には紹介料が入る。データを取って、社員紹介経由が最もPerformanceがよいとなったようだ(2018年情報)。)

知り合いづてからは1~2社受けた。ここで気を付けなければならないのは、知り合いにはあくまで入り口のお願いだけをするということだ。売り込みは自分でするべきで、知り合いに迷惑をかけるべきではない。また私の考えでは、知り合いの方と同じ部署で仕事をする意味はあまりなく、つながりのある人とは別の仕事をしているほうが自分の影響と情報収集の範囲が広がるので、そうしたいと思っている。

そして、最後が企業の「お問い合わせ」から行くパターン。Startupの場合はこのパターンが多いだろう。しかし、何を隠そう日立製作所のPositionはここから入った。そして、最も短いプロセスで決まった。ここは大団円なので、後程記載する。

さて、ここから実際に受けた会社数社を記載したい。まずは商社のDigital Transformation系Startupへの投資部門だ。新設部署らしく、人数も少ないし、さすが商社で給料もそこそこよい。面接は全てリモートであり、先方は毎回4人程度出てこられた。志望度は結構高く、一応、要件は私のバックグラウンドにも合っていたので、結構確度は高いと思っていた。が、結局2次面接で落ちた。確度が高いと勝手に思い込んでいたので、少し危機感が高まり、当初想定していなかったコンサルティング会社も見始めたのがこの頃で、そのためにケース面接対策も始めた(が、適当だったせいもあり、私のケース面接対策はあまり意味なかったかも・・・)。

他に志望度が高い会社として、6つあった。ある中規模のFintech会社がAI系のJoint Ventureを立ち上げる案件があり、親会社所属ながらその立ち上げを担うPosition、これはLinkedinで知り合ったエージェント経由。アメリカのコンサル会社の日本立ち上げ、Linkedin経由。日本を代表する会社のDigital推進子会社、エージェント経由。日経の広告会社DX、Web応募。Startup、Linkedin経由。そして日立CVC、直メール。

このうち、アメリカのコンサル会社は日本立ち上げの責任者の方と会話させていただいたが結果は落選。ただ、その方との会話は非常によくて、今後のCareerを考える上で役に立った。こういう出会いがあるので、多くの面接をすることも重要だと思う。特に小さい会社や組織だと担当の人と密に話せるのがよい。

残りの5つは1次面接はリモートで実施したが、Fintech系の会社が以降はF2Fがよいとのことで一度帰国するタイミングを探っており、他の会社の面接と合わせて8月に一時帰国した。スケジュールは大分タイトで、月曜日にCambridgeを発、火曜日夕に日本着。火曜日から木曜日までで、それぞれ3回面接があり、金曜日のFlightだった。(全部の面接が終わった木曜日の夜は、特にまだ内定通知もいただいていないのに、変なやり切った感があり、銀座シックスの上の階のバーで一人で飲んだ、これで全部落ちたらネタなのだが、そこまでネタにはならなかった)

全て記載すると長くなるので、直接伺ってよかった事について1社記載する(結果としては落選している)。上記Fintech系の会社は中規模程度の会社であるが、成長していてJoint Ventureを作るという面白い内容であった。そして、先方とのリモート面接は担当者も人事の方も非常に評価が高かったという話をいただいた。しかし、先方のOfficeである虎ノ門ヒルズのフロアに伺った際に、「あぁ、これは違うな」と思ったのだ。理由は先方のエントランス(中もだが)がまるで青山の結婚式場のようで私の趣味に合わなかった。とは言え面接自体は、当然本気で受けた。しかし、先方も「なんか違うかも」と思ったようで、役員数名との面接であったが、落選した。少なくとも私の方は直接伺ったことで自分とは違うイメージや文化の会社なのだろうという事が分かったので、非常に良かったと思う。

表参道・青山エリアの結婚式場 | 1からわかる!結婚式場ガイド
私の青山の結婚式場のイメージ。先方のOfficeは、さすがにこんなに派手やかではないが、壁は石灰岩(?風?)の白、机の上には大きな花、モダンな写真アートが各会議室に飾ってあった。

さて、この後の9月本帰国後もまだ活動は続いていた。最終的には上記の外資コンサル会社と日立製作所で迷うことになった。

外資コンサル会社に志望される方も多いと思うので、少し記載する。エージェントからは3~5回の面接が必要とのことだった。1回目は、一般的な面接会話(志望理由、バックグラウンド説明、等)が30分でケース面接が30分だ(2回目も同じAgenda)。ケース面接はボロボロだったのだが、面接官の方から「若林さんのような方には来ていただきたいので、今回は通したいと思う。しかしケース面接はもう少し練習したほうが良い」と言っていただいた。これは、「私がコンサルにぴったりの素晴らしい人」というわけではなく、昨今の状況を鑑みると、「Digital Transformationが盛んな今、IT Architectを現場でやっていた人をコンサル業界では欲している」という状況が大いに働いたのだと思う。つまり私の努力というより、そういう仕事をさせていただいたおかげだ。一方でケース面接の方であるが、「もう少し練習したほうが良い」といいながら、大事な観点も教えていただいた。例えば、お客様に対して今後の成長のために複数の打ち手を提示し、優先順位を説明する。その際には、優先順位付けした軸を説明して、さらにその軸に対する判断の根拠を説明するとのことだ(コンサル会社によって違うと思うが)。これも、まさに私がIT Architectureの選択とお客様への提示の際に実施していたことなので、しっくりきた(これもおかげさまである)。そして、2回目ではその説明ができた。ちなみに、軸の根拠が違った場合の優先順位付けの変化も付け加えたが、これもよかったと思う。この2回目で、ほぼ内定は決定し、3回目の最後の面接は、この後のキャリアの相談で終わった。上記のように、非常によくしていただいたし、Name Valueも高く、年収も高い。悩むことになる。

一方で日立製作所のCVCであるが、こちらもよいプロセスで面接が進んだ。まずは「お問い合わせ」からの直メール。この直メール系こそ「数打つ」もので以前記載した、Cambridge MBAのAlumnusの岡部恭英さんのInterviewでもCambridge時代に「100人に会った」とのことだ。日立製作所のCVCも国内CVCを探していた時に、News Releaseを見つけて、ホームページに応募先がないことを確認して、直メールをした。当然ダメ元、しかし文章はしっかり書いた。そしたら、なんと次の日に返信があり、電話で会話しましょうとのことだ。これには少しびっくりした、日本の大企業でそんなことあるのだろうかと。この時会話したのが今の上司と同僚の方だ。その後少し待っていただき、私の8月の帰国時に合わせて直接面接をし、その後今の上司と人事部長の方と丸の内で会食して(飲んで)内定通知をいただいた。これは完全にタイミングがよかった。この部署は2019年4月にできたばかりで私がメールしたのが6月か7月くらい。その時上司含めて3名体制で、ちょうど1名追加したいタイミングだった。こちらは私のVisionとやりたいことに完全に合致していたし、組織も小さくて、始まったばかりとは魅力的だ。

こう記載すると、じゃぁ日立製作所CVCの方だよね、と明らかなのだが、実際は迷いに迷った。外資コンサルの方から内定通知をいただいた後の1週間程度で決めたが、その期間で「もう外資コンサルにしよう!俺ミーハーだし!!」と、電話に手が伸びたこともあった。外資コンサルも日立CVCも3回の面接で決まり、外資コンサルの3回目はCareer相談、日立CVCの3回目は飲み会、どちらもありがたい。一方で、その期間で飲んだ元コンサルのMBA日本人同級生から「(若林の状況を考えると)絶対コンサルはやめたほうがいい、やりたいことできないと思う」と言われた事もあった。さて、どう考えようか、と悩んでいるときに一つの理由を思いついた。自分のキャラ的にどっちだろうか??外資コンサルでトップクラスで優秀な人に囲まれて自分が優秀になっていくのも大事だが、キャラ的に違うのでは?そして、今後は優秀な人を育てたり、多様性が高いメンバーをマネージしていく方が大事なのではないか(歳的にも)?うむ、、そして、やっぱり「直メールした会社に行った」という方が面白いだろう。ということで、日立製作所CVCに決めた。

スタートアップ業界で働いているとよく分かるが、出会いが大切だということ。就職活動も本当にタイミングだ。昔は「縁だ」という事に対して「何を馬鹿な?」と思っていたが、今ならそれがよくわかる。そして、縁を見つけるには多く行動することが大事で、MBAはその時間も与えてくれる。

もうすぐ帰国して1年になるが、未だに世界中の同級生とつながっているのは非常に嬉しい。MBAから帰ってきて自分の周りが一転したなんてことはない。未だに地元に住んでいるし、出来ない事や分からない事もいっぱいあるし、相変わらず適当でボケてるし、給料もそんなに変わっていない(もちろん、その全てが劇的に変わったMBA生もいると思う)。それでも、人生の方向性の角度は少し変わったと思う、つまり10年後、20年後と時間が経つにつれて、その意味が増していくだろう。そして、すでにではあるが、時間が経つにつれて夢のような1年間だったなと、自分があの場所にいたのが信じられない気持ちになる。

このブログを始めるときに記載した先輩の文が改めて身に染みるとともに、この文を知っていてよかったなと思う。これからMBAを目指す方や行かれる方にも是非

「あのようなチャンスをもう一度手にするための幸運は今後、どのような努力と犠牲を払っても、得られることはないのだから…」

MBA生最大の悩み、Post MBA(中):なぜCorporate Venture Capital(CVC)を選んだか

MBA前は、いや、Cambridgeに来てしばらくしても、まさか日立製作所に就職するなんてこれっぽちも思っていなかった。ミーハーな私はもっと一発でImpactのある会社に入ると思っていたのだ。今でも「私費でMBA行ってなんで日立?」みたいな印象を持たれることはある(逆にそれがレアっぽくていい)。一方で、「すごくいい選択ですね!」と言ってくれる方もたくさんいる。私自身も、日立製作所はIBM時代にコンペになったこともあるが、失礼ながら日系大企業というだけでNegativeなイメージを持っていたものだ。が、入って分かる。IBMとはまるで兄弟のようだと思う。色々あるが、一つ挙げるとすればCustomer First。どちらも徹底しているし、それによる弊害も似ている(あれ?結局同じところ入っちゃった??それは一面としてあるが、一面としては違うところもあるので、それは転職の真理だと思う。つまり自分と重なる部分もあり、重ならない部分もある場所へ行くという事)。一方で、良い面を出すのは下手だと思う。そういう宣伝やブランディングはよい人財を得ることにつながるので、改善していきたいエリアだ。(ちなみにTop画像もはただの飲み会の一枚に見える(その通りだが)が、意味は後半で)

Why 日立。簡単に言うと、日立製作所に入りたかったというわけではなく、Corporate Venture Capital(CVC)をやりたかったという事で、その中で立ち上げの初期メンバーとして入れたのが日立製作所だったということだ。

その思考の流れの説明のために、Easter TermまでのPost MBAのイメージについてまず記載したい。MBAに行く前のイメージは「新規事業立ち上げをやりたい」だ。「新規事業」というと、何やら新しい事をやっているようだし、「事業立ち上げ」というのも、経営者のような人の上に立つような経験が出来そうだったからだ。ただ、「どのエリアでどのような事業をするか?」という確としたものはなかった。MBAに行く国内外の人の中にはClearに強烈に「これ」をやりたいという人もいる。しかし、実は私みたいな人が多いのも実態だ。それを見つけるためにMBAに行くという人も多いだろう(MBAのエッセイでは具体的なCareer Planのエッセイが求められる。ここら辺は矛盾しているのだが、一旦仮説としてCareer Planを描くというのはいい事だと思う)。

さて、そんなバクとした思いでMBAに行った割には最初の数か月で、考えの転換が訪れた。それはFinance業界に対する興味だ。以前記載したが、MBAに行く前は、「Financeなんてマネーゲームで実態が伴っていない、資本主義が産み落とした悪だ」くらいに思っていた(マネーゲームは嫌いと書いたけど、マネーは割と好きです)。しかし、MBAコース前のLanguageコース参加の日本人もFinance業界やMfin(Master of Finance、Judge Business Schoolが提供するコース)のメンバーが多く、話を聞き、「あぁ、やっぱりFinanceの知識や経験は今の世界でビジネスするには必要だな」と理解した。

リブラ(Libra)がブロックチェーンで実現されるべき3つの理由 | CoinChoice
新たな金融システムがくるのだろうか?しかし、金融知識がないとリブラとそれを取り巻く状況の理解は難しい。。。

では「ビジネス」、もしくは「事業」という実態が伴うFinance関連の仕事は何なのだろうか?Financeと一言で言っても、狭義の財務等だけではなく、広義の金融システムや資本主義もしっかりと知りたいと、私は考えた。なぜなら、昨今の政治状況を考えると、既存の資本主義に多くの人が幻滅しているのは明らかで、きっともっといい次のシステムがあるはずだからだ。ネットや本で資本主義について調べてみた。今でも理解しているとは到底言えないが、昨今渋沢資本主義で有名な渋沢栄一の伝記を紐解いてみると、「「個」の理性にかなった利益追求が「公」の富を生み出すという資本主義経済の原理」と書いてある(ちなみに渋沢資本主義は純粋な資本主義ではなく「アダム・スミスの自由放任主義を批判し、~~ テクノクラートを神の見えざる手の代わりに意識的に置こうとした経済学」である「サン・シモン主義」の影響を色濃く受けている。それが日本の文化や強みに合っていたのだろう)。また、Wikipediaを見てみると、「資本主義の主体は企業であり、これが物財やサービスを生産し流通させている。構造的には、資本(としての生産手段)を私有する資本家が、労働者から労働力を買い、それを上回る価値のある商品を生産し、利潤を得ている」とのことだ。「企業」が重要。そして、企業は「成長」しなければならず、そのためには「資本家が、労働者から労働力を買い」ということをしている、これは「投資」ということだ、と私なりに理解した。よって、投資が伴い、私のバックグラウンドが生かせる職種を探した。投資を主な業務とするのは、一般的に企業の財務(投資)部門、M&A、銀行のIBD(Investment bank division)、Private Equity(PE)、そしてVenture Capital(VC)だ。この中でFinance業界無経験で私のITバックグラウンドが生かせるエリアを探した(ちなみに、この「資本主義」という概念を就職活動に容れるのは大分難しいので、純粋にそれを応募要件で探したり、応募書類や面接で謳ってはいない)。

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次の大河ドラマは渋沢栄一のようだ

しかし、((上)で記載した通り)36歳では、証券会社や銀行が提供しているMBA採用には遅すぎる。ヨーロッパのMBA生の平均年齢は30歳くらいで、彼らと同じ土俵で始めるというのも気持ち的に辛いと感じた。よって、MBA採用外を狙うのだが、Finance業界の知識経験が皆無では中々難しい(実はIBMでは10年近くメガバンク担当だったのに)。前編記載のEmployer Eventや同級生との会話を通して調査をしていくと、PEとVC以外は難しいことがすぐわかった(って、PEとVCも難しいんだが)。例えば、IBDの関係者の方に話を聞くと「君(若林)のような技術バックグラウンドを持った人間が対象会社の技術もしっかり見るというのも必要だと思う」と言ってくれる方々はたくさんいたが、実際受けようとすると、未経験ではスタート地点が大分後ろからになりそうなのが現実だった。一方で、PEはLeverage Buyout(LBO)というのが正式で(Private Equityは非公開株の事なので、その中にLBOとVCがあるイメージが正しい、と同級生の日本人に教えてもらった)、既存企業の株を買って、価値を高めて売るというビジネスモデルだ。それに比べてVCは先進技術や先進ビジネスモデルへの投資という色合いが濃い。ここから、VCの方が最近の技術トレンドを見る事が出来るし、それだけではなく、最新のビジネスモデルや世の中の課題を知ることもできる。そういう意味でVCの方が自身に合っていると思った。(その代わりと言ってはなんだが、VCは Historical な財務諸表がないので、「財務諸表から会社を知る」というスキルは付かない。しかし、すべてを求める事は不可能なので優先順位付けと取捨選択が必要だ)さらに、日本人のMBA AlumnusがCambridgeに来た際に、Pubで会話させていただいた際に、「若林さんならVCいけるよ!」と言ってくれたのも後押しになった。彼は日本技術系大企業で技術者をやっていたのだが、シリコンバレーにいた際にある日本の有名VCの社長からOfferをもらい、今では世界中を飛び回り先進技術企業への投資や拠点の立ち上げをしている。Offerの決め手は技術的バックグラウンドだった。そして、彼曰く「Finance系のバックグラウンドは関係ない」だ。実はそのように言うVC関係者は多く、そもそも日本にInvestorの数が少ないのと、Investorも最初からInvestorだったわけではなくて、何か別のビジネスを経験した上でInvestorになっている。なので、「Finance系のバックグラウンドは関係ない」はよく分かる。

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VCのイメージ、ミーハーの私にはちょうどよい(当然イメージと実際は全然違う)

この結果、就職先を基本的にVCに絞った。とは言え、VCだけでは候補の弾がすくなくなるので、もう少し広げて「会社(他社)への投資という概念とそれに付随する会社の仕組みの考慮が伴う、新技術を活用した新たなビジネスの立ち上げ」ができるようなPositionを探した。そうすると、対象は、VC、商社、技術系企業のJoint Venture会社、Startup(投資される側としてだが新ビジネスをやる)辺りが候補になる。

もう1点大事な観点が、「世界」、就職活動的に言うと「海外」だ。元々、自分の影響の範囲を最大化しく、海外というキーワードで外資のIBMに入ったが、残念ながら日本IBMではあまり海外経験ができない。AmazonやGoogleはもう少しできるとも聞くが、基本日本にある支社は日本のMarketを見るので、海外経験をさせるMotivationが親会社には薄いと思う。その代わり、海外の最新のTrendなどの情報は早い。しかし日本企業に就職したほうが海外経験の可能性が高いという事実は、MBAに行って、日本人と会話して知った。会社の文化という意味でいうと、IBMの方が老舗大企業の割にOpenでいいなとは思ったけど。

一方でイギリス(や海外)で働くという事も途中までは考えていたが、MBA就活でよく言われる「3つを同時に変える」なに抵触したため海外を抜いた。3つとは、業界、職種、Locationだ。私の場合は最初の2つが変わるので、3つ目は切った(3つ全て変える強者MBA生も当然いる)。まぁ、家族の事も大いにあるのは確か。しかし、近いうちに海外で最低2~3年は働きたいと思っているので、その可能性がある会社を選ぼうと思った。

よって、基本的には日系のGlobal企業を受けた。一度日本の会社で働きたいというのもあったし、IBMでの経験(外資の文化やOperationの仕方)も生きると思ったからだ。Startupは外資でもよい、Startupなら日本支社でもCountry Managerとかになり、海外とのつながりは強いからだ。

そのような思いで就職活動を進めていた(詳細は次回の(下)で)が、(純)VCは少し違うのでは?と思い始めた。話を聞いていると、やはり、活躍されている方々はそれなりにビジネスを作るという経験、もしくは本当にDeepな技術の経験があって、その経験を生かしてDue Diligence(投資先の評価プロセス)をされている。私には両方ともない。エンジニアと一言で言っても色々あり、私の場合はお客様やビジネスに近いエリアだったので、コーディングもしたことないし、アルゴリズムの細かい評価等はできない。一方で、ビジネスも弱いという中途半端な位置づけだ。よって、私がすぐにVCへ就職してもうまくいかない、もしくは(今以上に)雰囲気で仕事をする中身のない人間になると危惧した。しかし、上記で記載したVCへの興味の理由はなくなっていない。どうすればいい??最新技術にもタッチ出来て、会社投資という概念があって、会社の仕組みが分かって(経験できて)、ビジネスを作るという経験ができるPositionがないか???そんな贅沢なものあるのか???あった、Corporate Venture Capital(CVC)だ!!

CVCはCorporateとついているのが純VCと異なる点を表している。比較的Matureな企業がVCの組織を作り、主にStartupに投資する形態だ。純VCが財務Return(投資先成長によるEquity価格の向上によるReturn)に対してCVCは主に戦略Returnを狙う。戦略Returnは一番簡単な例でいうと、Startupの新技術を使わせていただいて企業のPotentialと合わせて新たな事業を創生することだ。まぁ、どちらにしろ人のふんどしで相撲を取っているようにしか見えないかもしれないけど。。。ただ、昨今のOpen Innovation必要性の高まりによりこのCVCの形態は非常に重要になっているのも確か。Deloitteの調査では海外のCVC関連投資は増えているし、PwCの調査でも国内でもCVCの投資額は増えている。CVCについて「語る」と長くなる、というか私は半年ちょっとしかこの業界にいないので、おこがましい。経験が増えたタイミングで「語る」事をしようと思う。

The next chapter for Corporate Venture Capital – Deloitteより、外部資料を調査するようになったのはMBAのおかげ

さて、上記記載のようにCVCであれば基本的に新規事業創生がミッションのことが多く私の思いとも合致する。よって、CVCを第一志望にした。その中でなぜ日立製作所なのか?という話だが、まず上記のように日経企業であること(というより日経以外で日本人がCVCに入る機会は極小だと思う、唯一SalesForce.comは日本にCVCがある)、私は経済人として政治や国際関係へも関わっていきたいと思っているが、日立製作所であればその機会がありそうなこと(会長が経団連会長、経団連がいい組織がどうかはおいておいて)、、、と記載したが、結局はこれまでも書いてきた、運、縁、タイミング、偶然であり必然が理由だと思う。つまり、たまたま日立製作所が2019年4月にCVCを新創設して私が2019年に就職活動をしていたからだ。VCもそうだが、CVCも門が狭い、Pure投資家は外部から雇うにしても、事業開発者は社内の人間を置くのが普通だからだ。ここはどう就活したかの話になるので、しつこいがまた次回の(下)で。

CVCは自分に合っていると思う。IBM入社面接のときも「私はビジネスとテクノロジーという両極にある(と思っていた)もの、水と油をつなげたいです」と言った。今回も大企業とStartupという両極に見えるものを繋げることになった。何かの本に書いてあったが「古代から近代までで最も儲かっている職種は対象に対して異なる世界から異なる物を持ってきた交易商人だ」とのことだ、だからヴェネチア共和国はすごいのだろう。別に儲かりたいわけではないが(うそです、儲かりたいです)、両極にあるものを繋げるというPositionが重要なのは間違いないようで、自分はそれをやっていると思いたい。そういう意味でいうと、先に記載した「中途半端」という位置も大事だ。両利きの経営という本がある。先日なくなられたクレイトン・クリステンセンの「イノベーションのジレンマ」に対する答えと言ってよいと思う本だが、企業は探索と深化が両方必要、一般的には深化ばかりに目が行きがちでそれが、漸進的なInnovationしか起こせないというものだ(Top画像も「伝統と最先端の融合」の「伝統」の方で、伝統的な晩餐会Formall Hallの一枚だ、みなハリーポッターばりのガウンを身に着ける。伝統と最先端も両極にありながら、融合すべきもの)。

入社して6が月超、すでに色々学ばせていただいている。IBMの頃と比べると4次元的に自身の考える範囲が広がっている。1つは技術、ITだけから、OTやBio。2つ目は業界、銀行から製造、エネルギー、環境。そして、日本から海外。最後に、技術現場から経営だ。ありがたいことだ。また、良くも悪くも、日本の大企業の事が知れている。これらを通すことで、自分の経験を広げていきたいと思う。

最後に、就職活動中に読んでいた、「大戦略論」の文章が自身が大事にしている内容が盛り込まれていたので借用したい。戦略、両極、適当さ(完璧でないこと/imperfection)、コミュニケーション、多様性、価値感。

「何事かを達成するためには、 願望に能力を合わせる必要がある これができるのは、二つの相反するもの、矛盾を内包する 時だけである。これをするためには汗をかかない事、完璧を求めない事 それが相手を理解することにつながる。時間と空間で隔てられた二つの文化の間の相互コミュニケーションは、人間を人間たらしめているものが双方に共通であり、異なる文化の架け橋として機能するからこそ可能なのである。それでも我々の価値観は我々のもの、彼らの価値観は彼らのものである。」

MBA生最大の悩み、Post MBA(上):MBA生の就活の基本

多くのMBA生は、準備とMBA期間自体に大金と多くの時間を投資する。そのリターンを求めるのは自然な流れで、最も大きな悩みはMBA後のCareer(と金)だ。

いい転職ができるのか?今いる会社に戻ったほうが良いのではないか?と日々悩む。やる気の問題だという回答もあると思う。数年前に読んだ記事で、誰かがある欧米の教授にインタビューをしていた、「なぜEUはあるのに、Asia Unionはないのだと思いますか?」と。その教授の答えは「やる気の問題だ」であった。確かに、MBA受験もやる気の問題で、4年かかったが合格した。そのやる気を喚起するものは何か?という中で、合理的な理由が元からあればいいが、ない場合は自分で作ったりする場合もあるだろう。例えば、TVを見るのを止めたいからTVを捨てる、勉強に集中するために付き合い人と別れる、等。MBA生にとって(私費留学を選んだ理由は選択肢がなかったからだが・・・)、私費というのは転職のDriverになるとは思う。

MBA生の就職活動について1つの投稿で記載しようと思っていたのだが、長くなる事に気づき、、分けての記載とした。今回は一般的にMBA生が経験する就職活動とCambridge MBAが提供する就職活動支援の内容だ。自身の具体的な経験は(中)と(下)で記載している。

留学MBAと言えば一般的には2年制だ。それは起こりがアメリカだからで、今も知名度ではアメリカのMBAが一番だからだ。合格前は軽視されがちではあるが、欧米のMBAはCareerに対するコンサルティングも充実していると思う(私が受験中見ていない中国やシンガポール、イスラエルもMBAコースのCareerサポートはしっかりしていると推測する)。MBAに入った後、もしくは合格した後に次に来る、そして最大の悩みがPost MBAのキャリアだ。そのため、MBAコース内にはCareer Counselも組み込まれている。また、企業側もMBAを卒業した人用の採用枠と育成プログラムを持っているところも多い(Johnson & JohnsonやAmazon、大手コンサル会社や、日本でも楽天などだ)。そのような企業は学生がMBAに入学する前に懇親会を実施してMBA留学生に唾をつける(ある意味厳しいMBA受験を戦い抜いたお祝いで、さすがに中々よいDinnerが無料で食せるし、MBA留学同期に会えるので合格したら必ず参加すべき。ここで、「あ、俺合格したんだな」と実感がわく。ちなみにこの制度が日本以外でも存在するのかは不明)。

マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社では、実務経験をお持ちで ...
古い画像だが、McKinseyのMBA壮行会告知のバナー

ここから就職プロセスが始まる場合もあるので、すでに行きたい業界が決まっている場合は積極的に会話をすべきだ。特に欧州の1年生のMBAの場合は気を付ける必要がある。なぜなら、就職プロセスは基本的に2年生のMBAを基に作られているので、「1年目の夏が終わってから秋までに応募してください」というのは、1年制の場合は「今から応募しろ」という意味だ。大手コンサル会社や製薬会社、金融系はMBA就職審査プロセスが早く、このパターンが多いので注意が必要だ。一方でMBA採用とは関係ない通常採用を考えている場合はこの限りではない。MBA採用の対象年齢(年齢は関係ない!と言われるが、そうは言っても、なんとなくあるのは万国共通だと思われる)は27~29歳くらいのアメリカMBAの平均年齢くらいだとか。欧州MBAの平均年齢は29~31歳くらいだと思うが、そう考えるギリギリ31歳までくらいが対象だと思う。ただ、大きくCareer Changeしたい場合は年齢が高くてもチャレンジするのはありだ(自分たちを慰めるためにMBAシニアの会というのを同期欧州MBA留学メンバーで作った、申し訳ない(?)が当時35歳以上が入会条件だった)。私の場合で仮定すると、銀行の投資部門に就職したい場合は、年齢が10歳下の同僚と同列でしばらく働くのを覚悟で、このMBA採用コースに就職するのが一番の近道のように思う。それでも2~3年もすれば飛び級の可能性もあるだろう。一方でそうでない年齢が高めの学生は通常プロセスの就職活動になると思う。実際私も大手外資のコンサル会社からは2019年の7月くらいにプロセスを始めて2019年9月末くらいにOfferをいただいた。通常の3か月間だ。そう考えると、急いでプロセスを始めるか、卒業3か月前に本気になるか、は人それぞれだ。私の場合はずっと本気のつもりだったが、自分がPost MBAで何をしたいか分からず、方向性も決まっていなかった。ようやく分かり始めたのがSummer Term前くらいで6月くらいから本格化した気がする。

とはいえ、本格化しないからと言って、その期間何もしなくていいわけではない。常にInputとOutputは必要だ。Inputは簡単に言えば業界研究。以前にも記載したが、CambridgeにはMBAコース内で平日の夕方は企業の説明会&Networkingがある。簡単に言うと、会社と採用プロセスの説明会とそのあとFree軽食飲み会なのだが、食べ物目的でも参加したほうがいいだろう。企業の人とも話せるし、何より同級生と話す機会も貴重なので、説明会の内容をネタに会話したらいいと思う。また、この会だけではなくて、そこここで同級生に業界の話を聞くのも重要だ。そのためにDiverseな学生が集まっているMBAなのだから。また、日本の企業もMBA期間中に各地の日本人向けに懇親会兼採用活動を実施している場合もあるので積極的に参加したらいいと思う。あまり興味がなくても時間があれば行くべきだ(当然他の活動とのバランスを考えつつ)。思いがけない出会いがあるものだ。

下の方に2回ある”Employer Event”というのが企業の説明会&懇親会

一方で、この時期のOutputは何ができるか?「考えること」と、「それを誰かに話す」ことだと考える。話した後にFeedbackをもらう事は当然重要だが(もしくは数社受けてみるのもあり。私もいくつか受けた、ぜんぶ落ちたけど。。。)。相手は同級生が最初の候補者であるが、他にも教授、企業の人、大学の他学部の学生教授等々いくらでもいる。ここはネームバリューなのだがMBA在学の学生だと名乗れば、多くの人は話を聞いてくれる。ありがたいことだ。ここで間違えてはいけないのは、「タダ会う」だけではないことだ。話の中身が重要なので、考えがないといけない。ここら辺は人にもよると思う。「とりあえず会おう!!」というのでうまくできる人もいる(もしかしたらそういう風に見えるだけで、裏ではすごい考えているのかもしれない)。どちらにせよ、話す内容が重要なので相手は自分の考えた内容にマッチする人を選ぶ。また、Business Schoolが雇っている専門のカウンセラーもしくはアドバイザーと会話するのも良い。Cambridge MBAコースにも業界や内容(「何をするか?」に悩んでいる就活の初期なのか?それともプレゼンや面接対策がしたいのか?等)で複数のアドバイザーがいた。彼女彼らに話してみるのは何回かはすべきだ。

ちなみに、最初私はこのシステムが分かっておらず、就職の悩み何にでも答えてくれる人が数人いるのだと勘違いして、自身の進むべき道について相談する予約をしたら彼女はプレゼンの専門だった。しかし、結果としてよいセッションになり、さすがにプロだなと感じた。

このようなCareerに対する予約をするサイトだが、Cambridge MBAの学生専用のサイトで、Employer Eventの予約等だけでなく、MBA生を採用したい会社の検索や応募も出来るようになっている。残念ながら日本の会社は少ないが、欧米の会社は多い。上記で記載した、受けた会社は、このサイト経由で応募した。Amazon(と他にもあった気がするが・・・)の現地MBA採用だったが、明確なCareer Goalもなく英語もしょぼいので当然落ちた。

コンサル志望なら、コンサル特有の面接方式である、ケース面接対策のセッションがあったり、学生同士でコミュニティーを立ち上げて練習している。私は受けた上記のコンサル会社が唯一のコンサル会社であり、しかも直前まで受けるつもりがなかったので、ケース面接対策を全くしていなかった。それでも事前に図書館で本を借りたりMBAが提供しているアプリで練習したりしたのだが、1次面接はひどかった。「もう少しケース面接を練習したほうがいい」と(本当に)ありがたいご指摘をいただき、ポイントもご指導いただき2次面接では巻き返すことができた。やはり、会社によってケース面接は違うので、しっかり情報収集が必要だと感じた。

CVPGCP等の実際の会社をお客様にして実施するプロジェクトやBusiness Trekでコンタクトした会社も就職先の候補となりうると思う。事前にどういう会社に行きたいか明確であれば、GCPではその業界の会社のプロジェクトに応募しネットワークを作っておくのがよいし、Business Trekもその文脈で訪問先を探せばよいと思う。私はそれまでに明確化できなかったため、なんとなく(とはいえリンクのブログに記載した事は考えて)プロジェクトや会社を選んだが。

GCPにおけるお客様との会食の様子

また、MBAコースの運営側からもしばしばフォローが来る。MBAは優秀な学生をたくさん集めたく、そのために在学生のPost MBAは非常に重要なので、できるだけ早く、Innovativeで、Name Impactが強くて、給料の高い会社/Positionに就いて欲しい。それもあって、彼女たちは協力は惜しまない。依頼(誰かに会いたい、とか)をすれば取り合ってくれる。まぁその協力の仕方には賛否両論(3か月間もほっておかれた、等)あるが、学生側の問題もあると思う(再度フォローしなかった、依頼が不明瞭だった、等)ので、一概には言えない。

Class of 2018/19の就職結果、結果に関わる部分なのでMBAの最重要情報かもしれない

上記のように主に、MBA側が提供するプログラムを記載し、その中で私の就職活動の前半を記載した。この期間は精神的にキツかったなと思う。「時間もお金も投資して、本当に自分にとって意味のある仕事が見つかるのか?」「MBAの最初の3か月が終わったが、先が見えない」という思いがあったからだ。それでも、聞いて、考えて、話した結果、ぼんやりと見え始めたのが、Easter Term(春)のあたり。これ以降はまた次回。