英語勉強は筋トレか?

photo of woman raising dumbbells

英語の勉強は筋トレではありません。

が、英語に関しては、「英語の勉強ってXXXが筋トレと同じだなぁ~」と思った事が英語能力UPの転機だった。「英語の勉強法やMBA受験について記載していく」と前回宣言した、本来はMBA受験のスケジュールとか英語の公式テストの推移とかを記載すべきだが、転機は重要で、そこまで行きつく事も大事な事だったと思っているので、最初に記載したい。

「XXX」はずばり、「続けないと体がむずかゆくなってくるところ」だ。

筋肉タレントが言っていた「いや~筋トレって毎日やらないと、なんか体がむずかゆくなってくるんすよねぇ~」と。英語勉強も一緒だった。つまり、「これまで投資した時間やお金を考えると、毎日、しかもできる限りの時間を使って勉強しないと過去の時間とお金が無駄になってしまう」という事を本能的に感じて「しまう」のだ。それが、「体がむずかゆくなる」という事象を発現する。ここまでくればしめたもの。英語勉強に関するモチベーションは毎日維持できて、それがほとんどFirst Priorityになる。朝は早く起きてカフェで勉強するために午前中のスケジュールはブロック。午後も仕事をなるべく早く終わらせてカフェで勉強。このような活動を続けることができた。

ではどうすればそのような境地(?)に至れるのか?前段での時間とお金の投資が必要だ。気を付けなければならないのは、その境地に至るために 時間とお金の投資 するのではなくて、あくまでも英語勉強(やMBA受験)のために時間とお金を投資して、自然とその境地に至るという事だ。少し簡単なスケジュールを記載してみた。これを見ると、ズボラな私は2年ほどダラダラと英語の勉強をしていたが、2年目のゴールデンウイークに突然「このままではダメだ」と思い大好きなゲームも完全にやめて(って、おいそれまでゲームしてたのかよ!!)MBA合格に邁進し始めたのだ。 「このままではダメだ」 と思ったきっかけはまた別途記載したい。

普通はMBA受験って2年か3年で完了させるんですよね・・・でも私はこのように4年以上かかりました。。

よく、「MBA受験4年もかかって全然ダメダメです」と言うと、「4年も諦めずに続けるなんてすごいですね!!」とおっしゃっていただく。が、何のことはない。2年間ダラダラやってきていて、そして「やらないと体がむずかゆい」から続けていただけなのだ。

ところで、ゲームも上記のような要素がある。以前も記載したがRTS(Real Time Strategy)ゲームをよくやっていた。戦略ゲームでオンラインで対戦できるがReal Timeなので、将棋でいう定石みたいなものを状況判断に応じて素早く実行する必要がある。これには脳、神経、筋肉、を統合した反射的な指の動きが必要で、正に筋トレ、一日でもやっていないと反応速度が鈍る。他のFPS等のゲームも同様だろう。e-Sportsと言われるようになって本当に納得している。

大好きだったRTSのAge of Empires今でもやりたい。

これからの執筆内容

本ブログを始めるにあたって、執筆内容を記載した。それは以下である。

  1. ケンブリッジ大学 Judge Business School(MBAコース)における経験の記録
  2. ケンブリッジ大学やイギリスの社会、文化
  3. 英語勉強法一般
  4. MBA受験(私費)
  5. 妻の妊娠、出産、そして子供の成長

今回執筆を再開するにあたって、これまでの執筆した内容を確認してみた。上記執筆内容の3.と4.がほぼない。が、それは優先順位という観点で良かったと思う。なぜなら限られた時間の中で、1.と2.の経験を忘れないうちに記載する事が重要だったからだ。一方で、これからも 1.と2. について記載するにしても、 3.と4. の比重をあげようと思う。

3.に関しては、個々のリスニングや単語の勉強法もそうだが、日々の英語勉強の仕方やそれに対する英語モチベーションの維持についてを主に記載したい。個々の勉強法は私も参照した先人の皆様の素晴らしいブログがあるからだ。私自身の英語スキル自体がまだまだではあるが、Cambridgeに合格した実績はあるし、仕事では使えるレベルだ。このレベルまで行くための指針という観点では意味のあることだと思っている。

4.に関しては、私は大分苦労したほうだと思うので、こちらも留学予定の皆様の指針になるようにしたい。

追加で5.についても記載は続けていこうと思う。ビジネスと生活、結婚、育児のバランスは永遠のテーマだと思うからだ。

娘と二人3日目:2歳児の英語教育

記憶が薄れないうちに、連続投稿。。。

今日は娘と二人3日目、シングルファーザーの大変さには程遠いけれどそれなりに頑張っている。てか、シングルファーザー(シングルマザーは言わずもがな)ってどうやってオペレーションしているのか想像もできない。改めて尊敬。

毎日トイレのカレンダー(風水的にはトイレにカレンダー置くのはよくないらしい)で「ママは27日に帰ってくるよ」と言いながら、今日は「あと3回寝たら帰ってくるよ」と言っている。なんとなく理解しているよう。今日は土曜日で、今月4月から通っている、Labo party、10時半~11時半、へ。たぶんフランチャイズ形式(?)で地元の人が区民センターとか借りてやってくれているもの。英語もそうだが、我が家的には娘が歳が近い子供たちと触れ合うという観点で通っている。体験に行った時はローカル感満載(10時半に始まらず、他の子たちもしばしばAgendaと関係なく騒ぐ)だったけど、そこが良いなと思い通うことを決意。娘は人見知りがひどくて怖くて習い事させていなかったけど、この英語の習い事にはいい感じで馴染みつつあってよい。お母さんお父さん達も本当によい距離感で素晴らしい。続けようと思う。

お昼は家で二人。しかし、お昼を作っている間中、本の絵を指しながら「英語は?」と聞いてくる。う~む、すごい。。。と、つい思ってしまう。英語をいつから勉強させるのがよいか?というのは本当に難しいと思う。が、私が本気で始めた30代では遅いと思う。今の私の目標は英語ペラペラではなく、発音が悪くてもビジネスで使えて、プレゼンができて、ディスカッションができる、というところ。正直英語の映画は全然理解できない。。英語を本気で使うレベルにするなら、もっと早くするべきだ。英語をやる分、他の事、特に日本語ができる時間が減るのは当然だと思うし、日本人全体がもっと早くから英語をやったら日本の文化が失われるという意見も、もっともだと思う。しかし、うまくバランスをとる必要がある。乳幼児でも触れさせておくのはよいだろう。この話題はもっと熟考が必要なので、また別の機会に。

午後は新宿御苑に行った。年間パスポートを持っている。今年の桜の時期は予約制だったので、どうせ人気で行けないだろうとホームページさえ見なかったが、なんと、年間パスポートを持っていれば無制限で入れた・・・失敗。明日から3回目の緊急事態宣言という事で、新宿御苑も閉鎖、申し訳ないが娘の楽しいことが減ると夜が心配なので、伺わせてもらった。整理券制ではあると思うが、今までの中で一番人が多いと感じた。それでも密ではないように見えた。娘のお気に入りは新宿御苑のスタバ。以前何回目かにここに行った時に、座れなくて大泣き。。最近はコロナの影響が大きくなってTakeoutのみのよう。泣かれても困るので、迂回して。広場で遊んだ。

Mediaでも紹介されていますね。これは2020年9月頃。朝早くいかないと座るのは中々難しい。。MBA受験中にあれば朝通ってたな。

新宿御苑で二人で遊んで、肩車しながら駅に向かった。娘も楽しそうで、色々言葉を発してた。本当に幸せな時間だなと感じた。ビックロによって、シルバニアファミリーの車を買ってあげて(25%引き)家でも楽しく遊んでた。

つい買ってあげてしまう。。。

ビジネスマンのアカデミック

私はどちらかというとオタク側だと思う。というと、本物のオタクの皆様に怒られるかもしれないけれど。最近はゲームをやる時間も減り、アイドルもアニメも見なくなっている。・・・ってそれらをやってたらオタクなのかというのもまた議論が分かれるところであろう。

なので(って何が?)、一人で何かに集中することは嫌いではない。そして、一人で机に向かうのも好きな方だと思う。ケンブリッジ大学合格のためにそれなりに長い時間と期間勉強していただけれど、勉強自体は苦ではないなと思った。故に(?)、そんな私は「アカデミック」と聞くとなんか心が興奮する。いい響きではないか!!

そんなわけで、アカデミックとしては最高峰のケンブリッジ大学をビジネススクールとして選んだわけであるが、MBAコースにおいてもそれは明示されており、MBAのホームページにも「Academia」と記載がある。(https://www.jbs.cam.ac.uk/aboutus/the-school/)

そんなケンブリッジ大学で今私が学んでいるのは「英語」である。約5週間、約45人の学生(MBA以外も含む)の内13人が日本人の中で英語の授業を受けている。さて、「英語の授業」と言われて皆様はどう思われるだろうか?「日本人って英語が比較的できないから、英語できない人が本コースの前に受けさせられるんでしょ?」はい、まさしくその通りです!実際他の多くのMBA(だけではないと思うが)コースの前に英語のコースが設けられている。一緒にMBAを目指した戦友たちも、Facebookを見ると、ロンドン、フランス、スペイン、、にて英語の勉強を頑張ってらっしゃる。たまに「英語できないのにMBAって受かるの?」と思われる方がいらっしゃるのだが、失礼ながら「できるできない」のレベルが違う。スピーキングやライティングも公式テストでそれなりの高得点をとり、英語の面接に受かっても、それぞれの大学が入学前に求める英語のレベルはまだ先にあるようだ。

さて、再度「英語の授業」と言われて皆様はどう思われるだろうか?

私は「ケンブリッジ大学で英語を習う。英語教育において、これ以上に贅沢なことがあるでしょうか??」と答えたい。

そんなLanguage Courseの主な内容は、「これから英語でコミュニケーションが取れるように、みんなでたくさん会話しよう!!」ではない。。”What is academic English?”から始めるプレゼンとライティングの練習だ。課題は、1000words、2000w、4000wのライティングと5分、10分、20分+10分質疑応答のプレゼンが3回。その間に、英語に対する講義が当然あり、例えば「読む本を探すということは、何かを書くということの一部だ」と教わるが、これも確かに本を読むということはそこに興味があって、何かしらそれを自身のその先の行動に生かしたいということで、「行動≒外への発信=publish」と考えればそうだと思える。また座学として色々な学部の教授が自分の専門分野について話してくれたりする(これはこれで贅沢だと思う)。個人によって見解が別れると思うが、「アカデミック」という単語が好きな私は、”What is academic English?”とか言われると「おぉ〜教えてれ!」と思ってしまう。そして、やはりニュートンやダーウィンの話がそこここで引用されるのも注目ポイントだ。(ちなみに”What is history”というケンブリッジ大学の有名な歴史教授、エドワード. H. カー先生の本があるのだが、2回読んでもあまり理解できない、しかも日本語で読んでます)

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何かの本で読んだのだが、日本の世界に対する論文数が少ないのは日本人の英語が読みにくからだそう。(人によってはオックスブリッジの英語というらしい)つまりAcademic Englishじゃないってこと? てかAcademicって何だろう・・ネットで調べると、、「探求」、、ってこれ訳しただけやん!!では習った”What is academic writing”についてだが、簡単にいうと、Academic English = Conveying researchで、ResearchはAnswering a question by “Argument + Evidence”とのことで、Argument = linking statements + (Rhetoric = persuasive writing with Ethos+Logos+Pathos)らしい。(受講する先生によって違うかも。。)ここでアリストテレスのEthos+Logos+Pathosから引き合いに出してくれるのも心くすぐるところだ笑。

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まぁ中身は実際受けるしかないのでだが、上記のように体系的に考え方を教えてくれることが私としては嬉しいところ。考え方を教えてもらってあとは練習。そして将来Academic Englishが書けるようになるのか・・・神のみぞ知る。。

と、ここまで読んで疑問に思われた方もいるのでは?「そもそもビジネスの世界でアカデミックっているの??」上記の授業はWhat is academic Englishであり、What is academicではないのだが、脳内変換して答えると。。私はアカデミックは必要だと思っていて、例えばRedearchのプロセスは新しいビジネスモデルを考えるのと似ているだろうし、日本でよく言われる「〜〜メソッド」というのはResearchと同じプロセスの結果創出された成果物だと思う。営業やプロジェクトマネージメントのプロセスもそのように創出されたのだろう。

ちなみにSpoken academic languageというものや発音矯正のVocal Trainingというものも行う。これらも非常にためになると思い、しっかり身につけたいところである。

もう一つ、これは仕事をしてた頃から思っていたのだが、「我々のお客様への説明ってプレゼンテーションなのだろうか?」研修では、例えば、プレゼンテーション資料の字は大きめにと習う。だが実際問題お客様へ説明に行く資料の字をその通りにしたら情報が不十分になる。じゃぁこれは一体??皆様も日本で仕事して「プレゼン資料」について同じことを思ったことがないだろうか??今回ケンブリッジ大学でプレゼンの授業もあったのだが、どうやら我々が日々業務で作成していた資料はプレゼンテーション用の資料ではなく、むしろライティング色が強いように思う。お客様にスキなく説明するための資料なので、議論もエビデンスもある。「プレゼンテーション」と「契約時やプロジェクトの細かい説明」、両方ともパワーポイントで作る傾向があるので「プレゼン資料を作って持って行こう」と日常業務では言うが、違うものとして考えた方が良いのかもしれない。

ところで、、授業自体は面白くていいし、上記のようなことも学べるのは嬉しいのだが、そもそもMBAにおける議論に十分な英語がしゃべれてるのかと言うとそうではないのだが。。そういうこととは次元が違うことを基本として学べということらしい。。