ところで、ゲームも上記のような要素がある。以前も記載したがRTS(Real Time Strategy)ゲームをよくやっていた。戦略ゲームでオンラインで対戦できるがReal Timeなので、将棋でいう定石みたいなものを状況判断に応じて素早く実行する必要がある。これには脳、神経、筋肉、を統合した反射的な指の動きが必要で、正に筋トレ、一日でもやっていないと反応速度が鈍る。他のFPS等のゲームも同様だろう。e-Sportsと言われるようになって本当に納得している。
そんなLanguage Courseの主な内容は、「これから英語でコミュニケーションが取れるように、みんなでたくさん会話しよう!!」ではない。。”What is academic English?”から始めるプレゼンとライティングの練習だ。課題は、1000words、2000w、4000wのライティングと5分、10分、20分+10分質疑応答のプレゼンが3回。その間に、英語に対する講義が当然あり、例えば「読む本を探すということは、何かを書くということの一部だ」と教わるが、これも確かに本を読むということはそこに興味があって、何かしらそれを自身のその先の行動に生かしたいということで、「行動≒外への発信=publish」と考えればそうだと思える。また座学として色々な学部の教授が自分の専門分野について話してくれたりする(これはこれで贅沢だと思う)。個人によって見解が別れると思うが、「アカデミック」という単語が好きな私は、”What is academic English?”とか言われると「おぉ〜教えてれ!」と思ってしまう。そして、やはりニュートンやダーウィンの話がそこここで引用されるのも注目ポイントだ。(ちなみに”What is history”というケンブリッジ大学の有名な歴史教授、エドワード. H. カー先生の本があるのだが、2回読んでもあまり理解できない、しかも日本語で読んでます)
何かの本で読んだのだが、日本の世界に対する論文数が少ないのは日本人の英語が読みにくからだそう。(人によってはオックスブリッジの英語というらしい)つまりAcademic Englishじゃないってこと? てかAcademicって何だろう・・ネットで調べると、、「探求」、、ってこれ訳しただけやん!!では習った”What is academic writing”についてだが、簡単にいうと、Academic English = Conveying researchで、ResearchはAnswering a question by “Argument + Evidence”とのことで、Argument = linking statements + (Rhetoric = persuasive writing with Ethos+Logos+Pathos)らしい。(受講する先生によって違うかも。。)ここでアリストテレスのEthos+Logos+Pathosから引き合いに出してくれるのも心くすぐるところだ笑。
と、ここまで読んで疑問に思われた方もいるのでは?「そもそもビジネスの世界でアカデミックっているの??」上記の授業はWhat is academic Englishであり、What is academicではないのだが、脳内変換して答えると。。私はアカデミックは必要だと思っていて、例えばRedearchのプロセスは新しいビジネスモデルを考えるのと似ているだろうし、日本でよく言われる「〜〜メソッド」というのはResearchと同じプロセスの結果創出された成果物だと思う。営業やプロジェクトマネージメントのプロセスもそのように創出されたのだろう。