夜泣きはほっとくべきか?

イクメン。になろうと思っていたが、実際今のCambridge生活ではほとんど妻に育児をお願いしていて、申し訳ない限りである。しかもMBA生との交流にも付き合ってもらっている(ヘッドの写真はモンゴル人のご家族、右奥の女性がMBA同級生)当然子供は可愛いが、本当に育児って大変だと思う。日本にも男手一つで育てている方がいらっしゃると思うが、本当に尊敬するし、どうやってやっているのか、、本当に大変だろうと思う。

さて、そんなイクメンになれていない私ですが、一応妻とは教育方針の話をする。いくつか話している中で、「子供を寝かすときはほっておくべきか否か」という会話がある。西欧の方針では6ヶ月以降は子供を一人にして寝かしておく、また泣いてもほって置く国が多いらしい。そうすると自然に一人で寝るし、ふと子供が起きて周りに誰もいなくても、それが普通になって、寝てくれる。確かにこれだと親の負担は減る。そして、もしかしたら自立心を持った子供に育つのかもしれない。逆に日本はどちらかというと、泣いたらすぐに抱きかかえにいく方針で、これだとずっと親は子供についていないといけない。当然親の負担は大きい。でもこれの方が情緒が安定するという話がある。

この方針の違いは成長して大人になった時の行動や思考に影響していると思うし、結果として大分国民性に影響していると思う。そして、親の負担も社会的な影響があるのではないか?つまり、日本で女性の社会進出が進まないのは上記のような子育て文化があるからかもしれない。(そもそもなぜ女性が?というのもあるが、母乳を与えるという行為がある限り、また、現状人工ミルクが母乳に劣る状況や母乳売買のMarketが成熟していない状況では、女性が子供にとって安心する対象であるのは妥当だと思われる) 当然睡眠時間も減るので、思考力も低下するし、いくら時短勤務であっても、思考力がリカバリーされるわけではない。逆に西欧の子育て方針の方が親の社会復帰はしやすいであろう。

これはどっちが良いという話ではないと考える。西欧の育て方、日本の育て方、それぞれのおかげで良いDiversityが生まれているわけだし、日本の育て方であっても良い女性の社会進出方法はあるかもしれない。

とりあえず、我が家庭では妻に感謝するばかりである。(下は同じCollegeの同級生と妻子


初海外経験 Communication 指南書 – Business Trek 編

さて、そろそろこの指南書も最後かなと思っている。いくらまだ英語が不十分すぎるとしても、海外での Communicationの取り方は慣れた気がするからだ。ここで記載するBusiness Trekの企画はどこかで紹介すべきと思っていたが、同級生の中で自分の存在を認識してもらうという意味でも良いものであったので、Communication指南書の一つとして記載する。(ヘッドの写真は今年のJapan Trekのハイライト、スタジオジブリの星野会長と)

Business Trek、またはCareer TrekはMBAではお馴染みのもので、MBA生がある地域の会社を訪問して、その地域の文化、経済を学びつつ、Post MBA後の就職先候補とのConnectionを作るものである。学校側で企画してくれるものもあるが、Cambridgeでは主に学生が企画している。ただ、公式にBusiness Schoolから認めてもらえるので、会社へのお土産や旗(写真参照)などを渡してくれる。今年の学生はSilicon Valley TrekSingapore Trek、Israeli Trek(これからだけど)、他にも様々なTrekを企画していた。(下の写真は今年のJapan Trekの一コマですが)

このTrekは非常に良くて、会社訪問も当然だが、企画者は基本的にその地域の出身なので、普通の旅行では中々経験できないことをTrekに盛り込んでくれるからだ。私が企画したのは当然、Japan Trek。実は発案者は去年の方達で触発されて実施した。

Japan Trekの企画をした理由は3つ。リーダシップを取って、同級生に認識してもらいたい。参加した同級生とTrek内で深く話して、彼らの知見を得ると共に、Post MBAでも付き合っていきたい。Cambridgeの名前を使って会いたい会社と会ってPost MBA後のNetworkの一つとしたい。

さて、企画自体であるが、日本人同級生の協力のおかげで全体的には問題なく進んだと思う。実施時期は1月の3日〜9日、日本人同級生への声かけはMBA前からやっていたが、実際に企画を本格的に始めたのはMBA開始直後。ただ、一つ、大変というか、難しかったのが、「本当に実施するのか」と「実施時期」を決めることで、MBA開始前後に実施を決断したことだと思う。

1月の3日〜9日は他にもTrekが開催される時期だし、Career Eventもあったりで、スケジュールが読めない。Japan Trekの企画を手伝ってもらう日本人同級生も他のTrekに参加したい気持ちもあり、Japan Trekに参加できるか不明、私自身も行けるなら、他のTrekも行きたい。かと言って、他のTrekも開催されるかはまだ不明瞭。さらには、これが一番問題なのだが、私自身1月のその週は妻子がCambridgeに来たばかりであり、幼児と妻を異国の地に残して1週間も日本に帰れるのか。しかし、結果として色々不明瞭な状況でも上記日程で開催することに決めた。これも3つの理由で、まずは私自身が、たとえ参加できなかったとしても、企画をしたかったこと。次に同級生の中に「是非日本に行きたい!」と言ってくれる人がいて、勇気付けられたこと。最後に、企画をしていうちに色々明瞭化されてのみんなもJapan Trekに同行したい気持ちが上がっていく、と考えたことだ。

実際、他のTrekは開催されなかったり、延期されたりで、Japan Trekを開催できた。Strategyの授業でも言っていたが、「情報が不十分な中で決断しないといけないもの」らしいので、今回の経験は良かったと思う。改めて、「やる」と宣言して、人の意見を聞きつつも強い思いを持って実施しなければならないと感じた。(今まで自分は人の意見を聞いて意向に沿うばかりを重視してきたところもあったかもしれない)

さて、Trekの中身だが、正直なんでもできる(できたはず)と思う、Cambridgeの名前を使って。TV番組にも出れるだろうし、東京の大学で同い年くらいの著名な人とセッションをやってもいいだろうし、会いたい人や行きたい会社に行けると思う。今回はお会いできなかったが、小泉進次郎議員にもアプローチしたし、今回お会いできたスタジオジブリの星野会長は、特にコネもない中直接メールをしてご快諾いただけた。結果として、Plug&Play様、Next Beyond Ventures様、光明寺の松本紹圭様、楽天様、ソフトバンク様、スタジオジブリ様、へ訪問させていただいた。

結果として私の日本滞在は2.5日であった。それでも妻には大分迷惑をかけたと思う、感謝に絶えない。そして、私が行けなかったせいで、日本人同行者の同級生にも大分迷惑をかけたと思う。ありがたい。

Japan Trekの前半半分は主に京都観光で、後半が東京での会社訪問。スタジオジブリは、私が連絡したこともあり、行きたかったので、後半の2日間を私のTrek期間に選んだ。

話が少し逸れるが、久しぶりの日本は何か新鮮だった。日本の広告や人の動きや、電車などの普段の光景が何か違ったものに見える。3ヶ月でこれなので、MBAが終わって帰国したらどう感じるのが楽しみだ。

このTrekで一番面白かったのはMBAの同級生と日本の電車に乗っている時だ。これまで普通に使っていた電車に、色々な国の学生たちと一緒に乗っているというのは、なんとも言えない感慨深さがあった

本当に企画して良かったと思う。色々もっとできたと思うことはあるけど、最初の3つの目的は達成した。同級生内での認知は、この企画をSlackなどで参加を呼びかけているので、参加した同級生だけでなく、他の同級生にも若林を認知してもらえたし、会話時に「Japan Trekの企画どう?」とか聞かれて良い話題にもなる。二つ目のTrek参加者との交流は言うまでもないし、これからも付き合っていけると思う。3つ目はConnectionはできた。ただ、このConnectionはShort Termで使っていくよりはLong Termで使えるものだと思うので、今度どうなるかはこれからのお楽しみである。

イギリスの天候とMBA第2期、Lent Term

来週からEaster Term(全4期の内の第3期)が始まるというのに、Lent Term(第2期、1月〜3月)の話を記載している。ネタはあるのだがタメ過ぎた。。

さて、20代くらいまでは結構合理的な人間だったと思う。そもそも理系だし、運とか運命とかの力は全く信じていなかった。(まぁ今も「信じている」というのとは少し違うけれど)「雨の日って気持ちが沈むよねぇ〜」というのも、「何を言っているのか??」と思っていた。強い心を持てば関係ないだろうと。イギリスはよく「天気がどんよりしていて気持ちが沈む」とも言われていることは前から知っていたが、さて、本当にそうなのか。。

結論から言うと、沈んでいた。時期的には1月〜2月の半ばくらいまで。この時期の気候の話をすると、確かに寒いし、天気もなんとなくスッキリ晴れない。そして、同級生もなんとなく元気がない。前期のMichaelmas Termに比べても活動的ではない。

やっぱり気候の影響か・・・?

それもあると思う。実際、自分の感じ方を観察しても空が晴れていないとやる気が出てない気がする、昔に比べても。いや、気持ちの問題と言われればそれまでだが、気持ちを向けるのにも体内エネルギーは必要なはず。結婚したくらいからか、自身の色々な変化を感じる。それは「もう歳か」と言うことではなく、成長という意味だと思っている。ただ、このLent Termの状況は当然天候だけのせいではないと思う。

まず、クラスのグループ内でのInteractionが減った。Stream(70人集まりで、この単位でCore授業を受講する)とStudy Group(5人チーム)は毎期変わるのだが、今期はElectiveも入るのでStream単位での授業が物理的に減り、LentのプロジェクトであるGCP (Global Consulting Project)は別のチーム編成で実施するので、CVPのようにStudy Groupでの行動数も少ない。よって、学校が与える同級生とのInteractionが減る。よって、一体感はMichalemasに比して薄く感じざるを得ない。

飲み会やFormal HallのようなSocial Eventが減った。これはMichaelmasでは、「みんな初めてだし仲良くなろう!」という雰囲気でよく飲みに行っていたが、Lentに入って一頻りついたのだと思う。Formal Hallも物珍しさが弱くなって、あまり開催されなかった。(それでも行ったけど笑、下は結構有名なClare CollegeのFormal)

そして、学生企画のイベントの数も減ったように思う。私自身、Japan Business Trekを企画して、Michalemas中はMTGもあり、忙しくしていたのだが、休み期間中にそれも完了し、なんとなく次何しようという感じのままであった。(別の投稿で「Lentはもっと企画したい」と記載したが、結局できなかった)
そして、何よりも、これが沈む理由の最も大きな部分だと思うが、3ヶ月経って、本当に自分はこのMBA期間を生かせているのか、そしてPost MBAと人生において生かしていけるのか、という疑問だと思う。多くの同級生が「もう3ヶ月経ったのに何も成し遂げていない」と言っていたし、就活の進みも遅々としているようだ。

最後に私自身の話であるが、12月頭から妻と子供(当時4ヶ月)が渡英して一緒に住んでいる。これは夢でもあったのだが、人並みに育児の悩みはある。もちろん妻が大部分世話をしくれていて、夜もずっと子供と一緒なので、ありがたい限りだ。疑問の余地がない。ただ、やはり最初の1ヶ月は子供をあやしながらも「自分はMBAにきて、時間を子供をあやすことに使っていいのか?」と思うこともあった。

だが、上記すべて含めて、今は心の整理がついているように思う。Michalemasは、他の多くの同級生も含めて、気負いがあったのだと思う。それで全速力で走ってきたが、Lentになって休みもあったので、息切れがしたのだ。でも、それも良いだろう。悩む時間は必要だし、どんな場合でも走り続けてばかりでは倒れてしまう。MBAだからと言って、全ての時間を全速力でやる必要はないと思う。勉強、思索、遊び、休息、どんな時でもバランスが必要だ。2月の後半くらいから気持ちも戻ってきて、良いプロジェクト期間と、今のEaster Term前の状況を控えて企画の準備もできている。下の写真のように夜明けがきたかなという感じ 笑

ちなみに気候の話をすると2月の後半は暖かく、もう春か!イギリス暖かいじゃん!と思ったのだが、イギリス人の同級生曰く「もう一回寒さが戻る」。本当か?と思ったが、本当で、4月の半ばまで9度以下の気候が続いた。イギリスの気候は理解しがたい。。。