英語勉強は筋トレか?

photo of woman raising dumbbells

英語の勉強は筋トレではありません。

が、英語に関しては、「英語の勉強ってXXXが筋トレと同じだなぁ~」と思った事が英語能力UPの転機だった。「英語の勉強法やMBA受験について記載していく」と前回宣言した、本来はMBA受験のスケジュールとか英語の公式テストの推移とかを記載すべきだが、転機は重要で、そこまで行きつく事も大事な事だったと思っているので、最初に記載したい。

「XXX」はずばり、「続けないと体がむずかゆくなってくるところ」だ。

筋肉タレントが言っていた「いや~筋トレって毎日やらないと、なんか体がむずかゆくなってくるんすよねぇ~」と。英語勉強も一緒だった。つまり、「これまで投資した時間やお金を考えると、毎日、しかもできる限りの時間を使って勉強しないと過去の時間とお金が無駄になってしまう」という事を本能的に感じて「しまう」のだ。それが、「体がむずかゆくなる」という事象を発現する。ここまでくればしめたもの。英語勉強に関するモチベーションは毎日維持できて、それがほとんどFirst Priorityになる。朝は早く起きてカフェで勉強するために午前中のスケジュールはブロック。午後も仕事をなるべく早く終わらせてカフェで勉強。このような活動を続けることができた。

ではどうすればそのような境地(?)に至れるのか?前段での時間とお金の投資が必要だ。気を付けなければならないのは、その境地に至るために 時間とお金の投資 するのではなくて、あくまでも英語勉強(やMBA受験)のために時間とお金を投資して、自然とその境地に至るという事だ。少し簡単なスケジュールを記載してみた。これを見ると、ズボラな私は2年ほどダラダラと英語の勉強をしていたが、2年目のゴールデンウイークに突然「このままではダメだ」と思い大好きなゲームも完全にやめて(って、おいそれまでゲームしてたのかよ!!)MBA合格に邁進し始めたのだ。 「このままではダメだ」 と思ったきっかけはまた別途記載したい。

普通はMBA受験って2年か3年で完了させるんですよね・・・でも私はこのように4年以上かかりました。。

よく、「MBA受験4年もかかって全然ダメダメです」と言うと、「4年も諦めずに続けるなんてすごいですね!!」とおっしゃっていただく。が、何のことはない。2年間ダラダラやってきていて、そして「やらないと体がむずかゆい」から続けていただけなのだ。

ところで、ゲームも上記のような要素がある。以前も記載したがRTS(Real Time Strategy)ゲームをよくやっていた。戦略ゲームでオンラインで対戦できるがReal Timeなので、将棋でいう定石みたいなものを状況判断に応じて素早く実行する必要がある。これには脳、神経、筋肉、を統合した反射的な指の動きが必要で、正に筋トレ、一日でもやっていないと反応速度が鈍る。他のFPS等のゲームも同様だろう。e-Sportsと言われるようになって本当に納得している。

大好きだったRTSのAge of Empires今でもやりたい。

これからの執筆内容

本ブログを始めるにあたって、執筆内容を記載した。それは以下である。

  1. ケンブリッジ大学 Judge Business School(MBAコース)における経験の記録
  2. ケンブリッジ大学やイギリスの社会、文化
  3. 英語勉強法一般
  4. MBA受験(私費)
  5. 妻の妊娠、出産、そして子供の成長

今回執筆を再開するにあたって、これまでの執筆した内容を確認してみた。上記執筆内容の3.と4.がほぼない。が、それは優先順位という観点で良かったと思う。なぜなら限られた時間の中で、1.と2.の経験を忘れないうちに記載する事が重要だったからだ。一方で、これからも 1.と2. について記載するにしても、 3.と4. の比重をあげようと思う。

3.に関しては、個々のリスニングや単語の勉強法もそうだが、日々の英語勉強の仕方やそれに対する英語モチベーションの維持についてを主に記載したい。個々の勉強法は私も参照した先人の皆様の素晴らしいブログがあるからだ。私自身の英語スキル自体がまだまだではあるが、Cambridgeに合格した実績はあるし、仕事では使えるレベルだ。このレベルまで行くための指針という観点では意味のあることだと思っている。

4.に関しては、私は大分苦労したほうだと思うので、こちらも留学予定の皆様の指針になるようにしたい。

追加で5.についても記載は続けていこうと思う。ビジネスと生活、結婚、育児のバランスは永遠のテーマだと思うからだ。

家族四人1日目

一人目の娘は私の母親に預けて私の家でお留守番。病院で待っていると妻が赤ちゃんを連れて近づいてきた。小さい!!一人目の娘の事を、まだなんとなく赤ちゃんだと思っていたのだが、本当の赤ちゃんはこんなに小さいのだと改めて認識。そういう意味でも自分の子供の成長には気づかないものだなと実感した。家に帰ると一人目の娘が不思議そうな顔で近よる。ママに久しぶりに会って泣くかと思ったけど大丈夫。そして、赤ちゃんに対しても反感はなさそう。思った以上に優しいお姉ちゃん!!これも嬉しい予想外。成長しているなと感じた。

この日は私が料理。久々でおそらく2年以上ぶりか。Cambirdgeに行く前は土日は私がご飯の担当だったのだが、帰国後は妻が娘と離れる時間があったほうが良いとのことで、ご飯準備中可能な限り私が見るというオペレーションにしていた。ローストビーフ(すごい簡単です、牛塊肉を買って焼くだけなので)と石狩スープ(すごい簡単です、具材切って鍋に入れるだけなので)。中々美味でした。

赤ちゃんにミルクをあげたり、沐浴したり・・・完全に赤ちゃんの対応を忘れている。。本ブログサイトの投稿2つ目でも沐浴に苦労しているが、今回も悪戦苦闘。というか、実は何を隠そう一人目の時は産まれて10日ほどでCambirdgeへ、そして3か月後に娘と妻が合流したので、私はほとんど赤ちゃんの世話をしていません!!!そりゃ忘れるしできないわな。。という事で新米パパ頑張ります。

娘と二人5日目:遊具に規制

娘と二人切の日々も最後の5日目。明日には妻と赤ちゃんが退院して家での新たな生活が始まる。楽しみであるが、少し寂しい。娘との二人きりの日々は本当にかけがえのない日々だった。なぜか分からないが、この5日間で娘は成長したと思う。バイアスもかかっていると思うが、純粋な気持ちを言うと、語彙が増えたことと精神的に安定していることだ。私の親のサポートもあって、5日間フルで一緒にいることができたのが良い傾向なのではないかと思う。普段はこんなにずっと一緒にいてあげるのは母親でも難しいだろう。

さて、この日は2021年4月26日月曜日。前日から東京では緊急事態宣言が出ている。申し訳ありません、ずっと家にいると娘の機嫌が最悪になるので、この日も外出させていただきました。人出も考えて午前中は早めに出ることを前から決めていて、無料で遊べる大きめの公園を探した。新宿中央公園には大きな遊具があるので、そこで遊ばせようと思い向かった。が、なんと、大きめの遊具には黄色の規制線が貼られていて使えなかった。子供が遊ぶ遊具を規制するという事が直接的にも間接的にも抑制に効果的なのだろうか?私には分からなかった。お昼近くになるとちらほら家族連れが増えてきたので、移動することに。

手前の小さな遊具(クジラを模したオブジェ)は遊べたが、左奥の大きな滑り台を含む遊具は使えなかった。

午後は行く場所もないので、こういう時は「神社だ」と思い原宿の明治神宮へ。原宿に子連れ用レストランがあるので、そこで昼を食べて、いざ(そのレストランも店員さんは一人でお客も我々以外は1,2組、そりゃそうだわな)。レストランから明治神宮までの表参道は娘を肩車して移動。重い・・・。そして、なぜか明治神宮について少し歩いたら眠くなったようで、抱っこしたら即熟睡・・・。今日までの疲れが出たのだろうか?仕方ないので、当初から休むつもりだった明治神宮前の「杜のテラス」へ。結果1時間半ほど寝ていた。こちらとしては本をゆっくり読めたのでよかった。お母さんが抱っこ紐とかベビーカーでスタバやカフェで本を読んでいるのをたまに見かけるが、本当にそういう時くらいしか自分の時間がないと思う。ちなみに娘的には本日のデートコースも結構楽しかったよう。知らないところを散歩できるだけでも刺激になるようだ。よかった。

杜のテラス 明治神宮の入り口にある 緑に囲まれたカフェ | 東京カフェ巡り
「カフェ杜のテラス」ここもいつからあるか知らないがMBA受験中に知っていれば勉強場所として使わせていただいただろう

娘と二人4日目:小休止、実家へ

今回に限らず、毎週土日どちらかは実家に娘と二人で自転車で通っている。自転車で10分くらいの距離だ。お昼をごちそうになり、娘は私の両親に遊んでもらい(トップ画像はいつも遊んでもらっている善福寺川公園)、家の夕飯に間に合うように帰る。私も本を読んだりNetflixを見たりする時間が取れるし、妻も育児から解放される。実家が近くにあり非常にありがたい限りだ。育児を含んだ家族形態は本当に多様でそれぞれの悩みがあると思う。例えば私の家は、妻が専業主婦、私の実家が近い、一人目と二人目の歳の差が2歳。この状況では、妻が平日は100%娘の面倒を見ている。在宅のおかげで状況が良くわかるが、カオスになることもしばしば。「これは土日は育児から解放してあげなくては」と思うので、土日の娘担当は私。だが、これだと私が休めない・・・(結果、休日のどちらかは実家にお世話になっている)。もしこれが年子だとどうだろう。カオス度が半端ないことになると思う、もし双子なら・・・想像の域を超える。一方で共働きだとどうだろう。平日子供は保育園、土日も預けることが可能、世帯収入も高め。ここまで書くと羨ましい限りだが、当然「隣の芝は青い」で、お迎えどうするのか?平日の夕飯は?保育園見つかるのか?そして私には想像もつかない悩みがあるだろう。このように、それぞれの形態によって状況が違うので、解決方法も多様になっていると考える。一方で子供を中心に考えたときはまた違うだろう、長くなるので一旦ここで止めたいが、幼少期に両親からの愛を受けている方が自分に自信がつくらしい。(ユリウス・カエサルはそうだったと塩野七生も言っている)。

前置きが長くなったが、この日曜日も実家にお世話になった。昼飯もごちそうになり、午後は娘と遊んでもらい、夕飯もごちそうになって帰宅。ただ、夕飯をごちそうになるとどうしても帰宅時間が遅くなる。2歳の娘はルーティンを大事にするので、風呂や寝る前の儀式(ジブリを見て本読む)を短縮できない。結果として、いつもより眠いままルーティンをすることで機嫌が悪くなり、いつもより寝る時間が遅くなるという悪循環に。それでも個人的には小休止できた。育児にこれくらいの小休止があるとありがたい。周りの環境のおかげでその小休止が実現できている。

娘と二人3日目:2歳児の英語教育

記憶が薄れないうちに、連続投稿。。。

今日は娘と二人3日目、シングルファーザーの大変さには程遠いけれどそれなりに頑張っている。てか、シングルファーザー(シングルマザーは言わずもがな)ってどうやってオペレーションしているのか想像もできない。改めて尊敬。

毎日トイレのカレンダー(風水的にはトイレにカレンダー置くのはよくないらしい)で「ママは27日に帰ってくるよ」と言いながら、今日は「あと3回寝たら帰ってくるよ」と言っている。なんとなく理解しているよう。今日は土曜日で、今月4月から通っている、Labo party、10時半~11時半、へ。たぶんフランチャイズ形式(?)で地元の人が区民センターとか借りてやってくれているもの。英語もそうだが、我が家的には娘が歳が近い子供たちと触れ合うという観点で通っている。体験に行った時はローカル感満載(10時半に始まらず、他の子たちもしばしばAgendaと関係なく騒ぐ)だったけど、そこが良いなと思い通うことを決意。娘は人見知りがひどくて怖くて習い事させていなかったけど、この英語の習い事にはいい感じで馴染みつつあってよい。お母さんお父さん達も本当によい距離感で素晴らしい。続けようと思う。

お昼は家で二人。しかし、お昼を作っている間中、本の絵を指しながら「英語は?」と聞いてくる。う~む、すごい。。。と、つい思ってしまう。英語をいつから勉強させるのがよいか?というのは本当に難しいと思う。が、私が本気で始めた30代では遅いと思う。今の私の目標は英語ペラペラではなく、発音が悪くてもビジネスで使えて、プレゼンができて、ディスカッションができる、というところ。正直英語の映画は全然理解できない。。英語を本気で使うレベルにするなら、もっと早くするべきだ。英語をやる分、他の事、特に日本語ができる時間が減るのは当然だと思うし、日本人全体がもっと早くから英語をやったら日本の文化が失われるという意見も、もっともだと思う。しかし、うまくバランスをとる必要がある。乳幼児でも触れさせておくのはよいだろう。この話題はもっと熟考が必要なので、また別の機会に。

午後は新宿御苑に行った。年間パスポートを持っている。今年の桜の時期は予約制だったので、どうせ人気で行けないだろうとホームページさえ見なかったが、なんと、年間パスポートを持っていれば無制限で入れた・・・失敗。明日から3回目の緊急事態宣言という事で、新宿御苑も閉鎖、申し訳ないが娘の楽しいことが減ると夜が心配なので、伺わせてもらった。整理券制ではあると思うが、今までの中で一番人が多いと感じた。それでも密ではないように見えた。娘のお気に入りは新宿御苑のスタバ。以前何回目かにここに行った時に、座れなくて大泣き。。最近はコロナの影響が大きくなってTakeoutのみのよう。泣かれても困るので、迂回して。広場で遊んだ。

Mediaでも紹介されていますね。これは2020年9月頃。朝早くいかないと座るのは中々難しい。。MBA受験中にあれば朝通ってたな。

新宿御苑で二人で遊んで、肩車しながら駅に向かった。娘も楽しそうで、色々言葉を発してた。本当に幸せな時間だなと感じた。ビックロによって、シルバニアファミリーの車を買ってあげて(25%引き)家でも楽しく遊んでた。

つい買ってあげてしまう。。。

娘と二人2日目:子連れも行けるよいレストランを

いきなり公約を破り、昨日はブログが書けなかった。家事+育児は改めて時間がないなと思った次第、分かっているつもりだったのだが。

さて、昨日。妻と話していたのは、妻がいない間は一人目の子に対して楽しい時間を過ごさせようとのこと(って大してPlanしてないけど)。とのことで、えせシングルファーザー2日目の午前中は四谷のおもちゃ美術館へ。一度行ったことがあるが、その時は休日でコロナ中でありながらすごい密。今回は平日で、すごい空いてる!!そして、私の母親も一緒に行ったほうが、娘も楽しいし母親も楽しいと思い、3人で行くことに。親子3代ですな。よく遊んでくれた。相変わらずお母さんばかりでしたが、赤子と一人目を連れている方もちらほら、本当に大変だなと思う。。。

お昼は近くのBistroWというところへ。ここは完全に子連れを意識しているのか、ちゃんとチャイルドシートもあるし、子連れ対応も完璧。子連れだけではなくて、近くで仕事している方たちも多く来ていたので、うまくやっているなと思った。日本だと中々こういうところは少ない。サラダもランチもちゃんとおいしい。周りに子連れの方々が何名かいらっしゃったけど、そのうちの一人のお母さんはベビーカーの子供一人で、ビールを頼んでいた。そうだよねぇ~、ビールくらい飲みたくなるよね・・・本当に頑張ってほしいなと感じた(授乳中でもアルコール摂取後から3時間おけば問題ないし、粉ミルクもある!)。

午後は、近くの三栄公園へ。この遊具のレベルが高い!!娘は大分楽しんで、帰宅。

三栄公園 | 新宿区公園探訪
この遊具は結構LVが高いですね

夕飯は私の母親が料理。ありがたいことです。そして、疲れたのか、歯磨きと同時に娘は睡眠。でもこの日の夜中起きだして泣きながら「ママは?」の連発、ちゃんと説明したらわかったようだけど、ちょっと切ない。「明日はママと電話しようね」と思い私も就寝。

二人目が産まれました!娘と二人1日目

久々の投稿です。MBA完了後も英語の勉強法やMBA受験について投稿しようと思っていたが、中々筆を取れず。が、昨日二人目が産まれ、これを期に再度投稿を始めようかと思い立った次第だ。というのも、今はコロナ禍で、2歳の娘と私は、妻と新生児との病院での面会ができない。約5日間娘と二人で過ごす(夕飯の親のサポートは、ありがたいことに、あり。)ことになる。2歳の娘にとって、半日以上母親と離されるのは初めての体験で、私自身こんなに長く娘と二人きりというのも初めだ。しかし、これはかけがえのない時間だなと思い、記録に残すために筆を取る。

さて、昨日が1日目だった。

朝8時半に妻を娘と二人で見送った。病院まで一緒に行く案もあったが、どちらの方が娘に影響が少ないか考えた結果、なるべく普通に家から出たほうが良いという事になった。この時点では特に娘が不安がったりする兆候はなし。娘には数か月前から赤ちゃんが産まれることと、しばらくママがいないことを伝えていたが、まだ完璧には理解していないようだった。昨日、最後にママから説明したよう。その時は何となくわかっていたようで、口を結んで聞いていたとのこと。

午前中は妻と娘が毎週行っている地元の教会の遊び場へ。キリシタンとか関係なく開放してくれているので、普段も妻と娘が遊びに行っている場所だ。予想通りだが、大人の男性は私一人でお母さんと子供だらけ。娘も慣れているようで楽しく遊んでいて一安心。

お昼は家でありものを食べて、午後は行きつけの児童館へ。そこは土日はよく行っている場所だが、平日は久しぶり。ここも 大人の男性は私一人、こんなに女性に囲まれることはないのでドキドキ(笑)。とはいえ、すでに帰国直後に平日児童館を経験しているため特に驚きはせずに遊んだ。子供がダンスに参加して、昔は恥ずかしがって全く踊ってなかったのに、今回は頑張っていて成長を感じ。ただ、そろそろママが恋しいのか「ママは??」を連発。。ちょっと切ない。

夕飯は私の母が作ってくれて大変助かった。

夜寝るときにやっぱり「ママは?」を連発して、「5回寝たらママとコパンツ(2二人目をそう呼んでました)が帰ってくるよ」と言いながら寝かしつけた。

1日目、予想以上にいい子で助かった。

MBA生最大の悩み、Post MBA(下):戦いは数だよ、就職活動

(トップの画像は就活とは関係なく、Collegeの入学式の1枚。就職決まっておめでとう!の意味)

どこかに記載した気もするのだが、見つからない。学生の就職のためにカウンセラーがいることは前編で記載したが、人気のカウンセラーがいた。就職相談だけでなく恋愛相談にものってくれるようだ。人気なら受けない手はない。が、特に恋愛Talkをしていないのに、彼女の本領が発揮され「恋人をみつけるとき、どうする?」と聞かれて、「日本には合コンというものがあって~~」とか説明する前に「気に入った子何人かに同時にアプローチするでしょ??」と言われた。さすだが。。。「就活もそれと一緒、1社だけに強くアプローチしていても縁が無い時がある、複数同時並行でいかないと」とのことだ。うむ、確かに。マキャベリさん曰くの、幸運の女神を捕まえるための方法と同じだ。

GUCCIがドズル・ザビが着ていそうな服を作る : くまニュース
「戦いは数だよ、兄貴」と主張したが容れられず、逝かれた。。。

前回はなぜ日立製作所のCVCをPost MBAとして選んだかを記載した。少し関わるが、今回はPost MBA決定までのプロセスを記載する。

Easter Term(春)になり、そろそろ危機感が募ってくる。就職活動プロセスが何も進んでないし、将来どころか、半年後(卒業後)何をしたいのかが決まっていない(まぁ将来何やりたいかは難しい題目だが)。ここまで、何も進んでいないのが心配でいくつか面接を受けているのだが、自分の中で何も決まっていないので、当然結果も芳しくない。とは言え、このプロセスは必要だった。少しでも興味がある会社を受けることで、その会社を調べつつ自分の現在と将来を考えることになる。履歴書の記載や面接の経験にもなる。これらを何回も繰り返すことで、漠然としたPost MBAが少しづつ明確になっていくのだ(その結果が(中)の思考プロセス)。

一方で、Easter Termの後のSummer Termは急に時間ができる。当然だ、授業がないのだから。この約3か月間ほど自由な時間は人生でないのではないか??もし3か月間ずっとゲームしていても、履歴書的にはMBAコース中という事になる。なんとすごい特権!!!まぁ、そんな人は当然いないのだが、就活にはとてもよい期間だ。これまで忙しくてできていない、企業調査や履歴書、候補会社への応募書類等のブラッシュアップに時間を裂ける。この期間、平日午前中(日本時間考慮なので)はほぼ毎日何かしらのCall(情報収集、エージェントとの認識合わせや、面接)が1~3件入っていた。そして午後は、業界企業研究や、応募書類のブラッシュアップに当てた。

最終的に応募した会社は少なくとも30社、50社くらいの可能性もある、面接は20社くらいだろうか。(ちなみに大学院政時の就活は面接10社、それ以外は何してたか覚えてない、適当過ぎた。。。)

就職活動で使ったChannelは、使えるもの全てと言っていいだろう、一般的な転職エージェント複数、企業の就職ページへの応募、Linkedin経由、知り合いづて、企業の「お問い合わせ」から直メール、の5つだ。

転職エージェントも複数使ったが、Bizreachが良かったように思う。CMで主張されているように、直接企業の担当者から来るところが良かった。一方で、Linkedin経由で転職エージェントから自身の売り込みが来る場合もあり、比較的小さい、個人でやっているような転職エージェントもよかった。何人かとお付き合いさせていただき、数社最終面接まで行き、最終的に2大外資コンサルの片方からオファーをいただいた。

即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」「レジュメ書き初めキャンペーン」実施
Bizreach、お世話になった。

Linkedinの話を先に記載するが、MBA生であればLinkedinの内容充実は必須だ。できれば、MBAに行く前に完了させておきたい。ご参考に私のLinkedinのリンクを張る。これはMBA中に何度も記載を直した。履歴書もそうなのだが、自分が求める職や会社に対してアピールできるような書き方にする。具体的には、私の場合「事業開発」をしたかったので、これまでの経験から少しでも事業開発に関係ありそうな内容(ビジネスのOpportunityを探した、等)を記載した。そして、Linkedinの「今積極的に新しPositionを探し中です」にチェックを入れれば多くの紹介が企業とエージェントから来る(ちなみに今所属されている会社に知られないのか?という話だが、一応そこはLinkedin内でうまくやっているようだ、とはいえリスクは0ではないが)。私の場合、Linkedinから直接メッセージいただいた企業と数社面接をさせていただいた。

次に、企業の就職ベージだが、最近は企業が就職ページで今OpenになっているPositionを公開している。そこにJob Descriptionも要件も書いてある。想定年収も書いてある場合が多いだろう。ただ、結果的にあまりよい所まで進んだ例がない。結局日本だとエージェント経由が大多数を占めているからなのかもしれない。(ちなみに日本IBMでは、エージェントは全てやめて、Web経由か社員の紹介経由に絞ったと聞いた。社員には紹介料が入る。データを取って、社員紹介経由が最もPerformanceがよいとなったようだ(2018年情報)。)

知り合いづてからは1~2社受けた。ここで気を付けなければならないのは、知り合いにはあくまで入り口のお願いだけをするということだ。売り込みは自分でするべきで、知り合いに迷惑をかけるべきではない。また私の考えでは、知り合いの方と同じ部署で仕事をする意味はあまりなく、つながりのある人とは別の仕事をしているほうが自分の影響と情報収集の範囲が広がるので、そうしたいと思っている。

そして、最後が企業の「お問い合わせ」から行くパターン。Startupの場合はこのパターンが多いだろう。しかし、何を隠そう日立製作所のPositionはここから入った。そして、最も短いプロセスで決まった。ここは大団円なので、後程記載する。

さて、ここから実際に受けた会社数社を記載したい。まずは商社のDigital Transformation系Startupへの投資部門だ。新設部署らしく、人数も少ないし、さすが商社で給料もそこそこよい。面接は全てリモートであり、先方は毎回4人程度出てこられた。志望度は結構高く、一応、要件は私のバックグラウンドにも合っていたので、結構確度は高いと思っていた。が、結局2次面接で落ちた。確度が高いと勝手に思い込んでいたので、少し危機感が高まり、当初想定していなかったコンサルティング会社も見始めたのがこの頃で、そのためにケース面接対策も始めた(が、適当だったせいもあり、私のケース面接対策はあまり意味なかったかも・・・)。

他に志望度が高い会社として、6つあった。ある中規模のFintech会社がAI系のJoint Ventureを立ち上げる案件があり、親会社所属ながらその立ち上げを担うPosition、これはLinkedinで知り合ったエージェント経由。アメリカのコンサル会社の日本立ち上げ、Linkedin経由。日本を代表する会社のDigital推進子会社、エージェント経由。日経の広告会社DX、Web応募。Startup、Linkedin経由。そして日立CVC、直メール。

このうち、アメリカのコンサル会社は日本立ち上げの責任者の方と会話させていただいたが結果は落選。ただ、その方との会話は非常によくて、今後のCareerを考える上で役に立った。こういう出会いがあるので、多くの面接をすることも重要だと思う。特に小さい会社や組織だと担当の人と密に話せるのがよい。

残りの5つは1次面接はリモートで実施したが、Fintech系の会社が以降はF2Fがよいとのことで一度帰国するタイミングを探っており、他の会社の面接と合わせて8月に一時帰国した。スケジュールは大分タイトで、月曜日にCambridgeを発、火曜日夕に日本着。火曜日から木曜日までで、それぞれ3回面接があり、金曜日のFlightだった。(全部の面接が終わった木曜日の夜は、特にまだ内定通知もいただいていないのに、変なやり切った感があり、銀座シックスの上の階のバーで一人で飲んだ、これで全部落ちたらネタなのだが、そこまでネタにはならなかった)

全て記載すると長くなるので、直接伺ってよかった事について1社記載する(結果としては落選している)。上記Fintech系の会社は中規模程度の会社であるが、成長していてJoint Ventureを作るという面白い内容であった。そして、先方とのリモート面接は担当者も人事の方も非常に評価が高かったという話をいただいた。しかし、先方のOfficeである虎ノ門ヒルズのフロアに伺った際に、「あぁ、これは違うな」と思ったのだ。理由は先方のエントランス(中もだが)がまるで青山の結婚式場のようで私の趣味に合わなかった。とは言え面接自体は、当然本気で受けた。しかし、先方も「なんか違うかも」と思ったようで、役員数名との面接であったが、落選した。少なくとも私の方は直接伺ったことで自分とは違うイメージや文化の会社なのだろうという事が分かったので、非常に良かったと思う。

表参道・青山エリアの結婚式場 | 1からわかる!結婚式場ガイド
私の青山の結婚式場のイメージ。先方のOfficeは、さすがにこんなに派手やかではないが、壁は石灰岩(?風?)の白、机の上には大きな花、モダンな写真アートが各会議室に飾ってあった。

さて、この後の9月本帰国後もまだ活動は続いていた。最終的には上記の外資コンサル会社と日立製作所で迷うことになった。

外資コンサル会社に志望される方も多いと思うので、少し記載する。エージェントからは3~5回の面接が必要とのことだった。1回目は、一般的な面接会話(志望理由、バックグラウンド説明、等)が30分でケース面接が30分だ(2回目も同じAgenda)。ケース面接はボロボロだったのだが、面接官の方から「若林さんのような方には来ていただきたいので、今回は通したいと思う。しかしケース面接はもう少し練習したほうが良い」と言っていただいた。これは、「私がコンサルにぴったりの素晴らしい人」というわけではなく、昨今の状況を鑑みると、「Digital Transformationが盛んな今、IT Architectを現場でやっていた人をコンサル業界では欲している」という状況が大いに働いたのだと思う。つまり私の努力というより、そういう仕事をさせていただいたおかげだ。一方でケース面接の方であるが、「もう少し練習したほうが良い」といいながら、大事な観点も教えていただいた。例えば、お客様に対して今後の成長のために複数の打ち手を提示し、優先順位を説明する。その際には、優先順位付けした軸を説明して、さらにその軸に対する判断の根拠を説明するとのことだ(コンサル会社によって違うと思うが)。これも、まさに私がIT Architectureの選択とお客様への提示の際に実施していたことなので、しっくりきた(これもおかげさまである)。そして、2回目ではその説明ができた。ちなみに、軸の根拠が違った場合の優先順位付けの変化も付け加えたが、これもよかったと思う。この2回目で、ほぼ内定は決定し、3回目の最後の面接は、入社後のキャリアの相談で終わった。上記のように、非常によくしていただいたし、Name Valueも高く、年収も高い。悩むことになる。

一方で日立製作所のCVCであるが、こちらもよいプロセスで面接が進んだ。まずは「お問い合わせ」からの直メール。この直メール系こそ「数打つ」もので以前記載した、Cambridge MBAのAlumnusの岡部恭英さんのInterviewでもCambridge時代に「100人に会った」とのことだ。日立製作所のCVCも国内CVCを探していた時に、News Releaseを見つけて、ホームページに応募先がないことを確認して、直メールをした。当然ダメ元、しかし文章はしっかり書いた。そしたら、なんと次の日に返信があり、電話で会話しましょうとのことだ。これには少しびっくりした、日本の大企業でそんなことあるのだろうかと。この時会話したのが今の上司と同僚の方だ。その後少し待っていただき、私の8月の帰国時に合わせて直接面接をし、その後今の上司と人事部長の方と丸の内で会食して(飲んで)内定通知をいただいた。これは完全にタイミングがよかった。この部署は2019年4月にできたばかりで私がメールしたのが6月か7月くらい。その時上司含めて3名体制で、ちょうど1名追加したいタイミングだった。こちらは私のVisionとやりたいことに完全に合致していたし、組織も小さくて、始まったばかりとは魅力的だ。

こう記載すると、じゃぁ日立製作所CVCの方だよね、と明らかなのだが、実際は迷いに迷った。外資コンサルの方から内定通知をいただいた後の1週間程度で決めたが、その期間で「もう外資コンサルにしよう!俺ミーハーだし!!」と、電話に手が伸びたこともあった。外資コンサルも日立CVCも3回の面接で決まり、外資コンサルの3回目はCareer相談、日立CVCの3回目は飲み会、どちらもありがたい。一方で、その期間で飲んだ元コンサルのMBA日本人同級生から「(若林の状況を考えると)絶対コンサルはやめたほうがいい、やりたいことできないと思う」と言われた事もあった。さて、どう考えようか、と悩んでいるときに一つの理由を思いついた。自分のキャラ的にどっちだろうか??外資コンサルでトップクラスで優秀な人に囲まれて自分が優秀になっていくのも大事だが、キャラ的に違うのでは?そして、今後は優秀な人を育てたり、多様性が高いメンバーをマネージしていく方が大事なのではないか(歳的にも)?うむ、、そして、やっぱり「直メールした会社に行った」という方が面白いだろう。ということで、日立製作所CVCに決めた。

スタートアップ業界で働いているとよく分かるが、出会いが大切だということ。就職活動も本当にタイミングだ。昔は「縁だ」という事に対して「何を馬鹿な?」と思っていたが、今ならそれがよくわかる。そして、縁を見つけるには多く行動することが大事で、MBAはその時間も与えてくれる。

もうすぐ帰国して1年になるが、未だに世界中の同級生とつながっているのは非常に嬉しい。MBAから帰ってきて自分の周りが一転したなんてことはない。未だに地元に住んでいるし、出来ない事や分からない事もいっぱいあるし、相変わらず適当でボケてるし、給料もそんなに変わっていない(もちろん、その全てが劇的に変わったMBA生もいると思う)。それでも、人生の方向性の角度は少し変わったと思う、つまり10年後、20年後と時間が経つにつれて、その意味が増していくだろう。そして、すでにではあるが、時間が経つにつれて夢のような1年間だったなと、自分があの場所にいたのが信じられない気持ちになる。

このブログを始めるときに記載した先輩の文が改めて身に染みるとともに、この文を知っていてよかったなと思う。これからMBAを目指す方や行かれる方にも是非

「あのようなチャンスをもう一度手にするための幸運は今後、どのような努力と犠牲を払っても、得られることはないのだから…」

MBA生最大の悩み、Post MBA(中):なぜCorporate Venture Capital(CVC)を選んだか

MBA前は、いや、Cambridgeに来てしばらくしても、まさか日立製作所に就職するなんてこれっぽちも思っていなかった。ミーハーな私はもっと一発でImpactのある会社に入ると思っていたのだ。今でも「私費でMBA行ってなんで日立?」みたいな印象を持たれることはある(逆にそれがレアっぽくていい)。一方で、「すごくいい選択ですね!」と言ってくれる方もたくさんいる。私自身も、日立製作所はIBM時代にコンペになったこともあるが、失礼ながら日系大企業というだけでNegativeなイメージを持っていたものだ。が、入って分かる。IBMとはまるで兄弟のようだと思う。色々あるが、一つ挙げるとすればCustomer First。どちらも徹底しているし、それによる弊害も似ている(あれ?結局同じところ入っちゃった??それは一面としてあるが、一面としては違うところもあるので、それは転職の真理だと思う。つまり自分と重なる部分もあり、重ならない部分もある場所へ行くという事)。一方で、良い面を出すのは下手だと思う。そういう宣伝やブランディングはよい人財を得ることにつながるので、改善していきたいエリアだ。(ちなみにTop画像もはただの飲み会の一枚に見える(その通りだが)が、意味は後半で)

Why 日立。簡単に言うと、日立製作所に入りたかったというわけではなく、Corporate Venture Capital(CVC)をやりたかったという事で、その中で立ち上げの初期メンバーとして入れたのが日立製作所だったということだ。

その思考の流れの説明のために、Easter TermまでのPost MBAのイメージについてまず記載したい。MBAに行く前のイメージは「新規事業立ち上げをやりたい」だ。「新規事業」というと、何やら新しい事をやっているようだし、「事業立ち上げ」というのも、経営者のような人の上に立つような経験が出来そうだったからだ。ただ、「どのエリアでどのような事業をするか?」という確としたものはなかった。MBAに行く国内外の人の中にはClearに強烈に「これ」をやりたいという人もいる。しかし、実は私みたいな人が多いのも実態だ。それを見つけるためにMBAに行くという人も多いだろう(MBAのエッセイでは具体的なCareer Planのエッセイが求められる。ここら辺は矛盾しているのだが、一旦仮説としてCareer Planを描くというのはいい事だと思う)。

さて、そんなバクとした思いでMBAに行った割には最初の数か月で、考えの転換が訪れた。それはFinance業界に対する興味だ。以前記載したが、MBAに行く前は、「Financeなんてマネーゲームで実態が伴っていない、資本主義が産み落とした悪だ」くらいに思っていた(マネーゲームは嫌いと書いたけど、マネーは割と好きです)。しかし、MBAコース前のLanguageコース参加の日本人もFinance業界やMfin(Master of Finance、Judge Business Schoolが提供するコース)のメンバーが多く、話を聞き、「あぁ、やっぱりFinanceの知識や経験は今の世界でビジネスするには必要だな」と理解した。

リブラ(Libra)がブロックチェーンで実現されるべき3つの理由 | CoinChoice
新たな金融システムがくるのだろうか?しかし、金融知識がないとリブラとそれを取り巻く状況の理解は難しい。。。

では「ビジネス」、もしくは「事業」という実態が伴うFinance関連の仕事は何なのだろうか?Financeと一言で言っても、狭義の財務等だけではなく、広義の金融システムや資本主義もしっかりと知りたいと、私は考えた。なぜなら、昨今の政治状況を考えると、既存の資本主義に多くの人が幻滅しているのは明らかで、きっともっといい次のシステムがあるはずだからだ。ネットや本で資本主義について調べてみた。今でも理解しているとは到底言えないが、昨今渋沢資本主義で有名な渋沢栄一の伝記を紐解いてみると、「「個」の理性にかなった利益追求が「公」の富を生み出すという資本主義経済の原理」と書いてある(ちなみに渋沢資本主義は純粋な資本主義ではなく「アダム・スミスの自由放任主義を批判し、~~ テクノクラートを神の見えざる手の代わりに意識的に置こうとした経済学」である「サン・シモン主義」の影響を色濃く受けている。それが日本の文化や強みに合っていたのだろう)。また、Wikipediaを見てみると、「資本主義の主体は企業であり、これが物財やサービスを生産し流通させている。構造的には、資本(としての生産手段)を私有する資本家が、労働者から労働力を買い、それを上回る価値のある商品を生産し、利潤を得ている」とのことだ。「企業」が重要。そして、企業は「成長」しなければならず、そのためには「資本家が、労働者から労働力を買い」ということをしている、これは「投資」ということだ、と私なりに理解した。よって、投資が伴い、私のバックグラウンドが生かせる職種を探した。投資を主な業務とするのは、一般的に企業の財務(投資)部門、M&A、銀行のIBD(Investment bank division)、Private Equity(PE)、そしてVenture Capital(VC)だ。この中でFinance業界無経験で私のITバックグラウンドが生かせるエリアを探した(ちなみに、この「資本主義」という概念を就職活動に容れるのは大分難しいので、純粋にそれを応募要件で探したり、応募書類や面接で謳ってはいない)。

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次の大河ドラマは渋沢栄一のようだ

しかし、((上)で記載した通り)36歳では、証券会社や銀行が提供しているMBA採用には遅すぎる。ヨーロッパのMBA生の平均年齢は30歳くらいで、彼らと同じ土俵で始めるというのも気持ち的に辛いと感じた。よって、MBA採用外を狙うのだが、Finance業界の知識経験が皆無では中々難しい(実はIBMでは10年近くメガバンク担当だったのに)。前編記載のEmployer Eventや同級生との会話を通して調査をしていくと、PEとVC以外は難しいことがすぐわかった(って、PEとVCも難しいんだが)。例えば、IBDの関係者の方に話を聞くと「君(若林)のような技術バックグラウンドを持った人間が対象会社の技術もしっかり見るというのも必要だと思う」と言ってくれる方々はたくさんいたが、実際受けようとすると、未経験ではスタート地点が大分後ろからになりそうなのが現実だった。一方で、PEはLeverage Buyout(LBO)というのが正式で(Private Equityは非公開株の事なので、その中にLBOとVCがあるイメージが正しい、と同級生の日本人に教えてもらった)、既存企業の株を買って、価値を高めて売るというビジネスモデルだ。それに比べてVCは先進技術や先進ビジネスモデルへの投資という色合いが濃い。ここから、VCの方が最近の技術トレンドを見る事が出来るし、それだけではなく、最新のビジネスモデルや世の中の課題を知ることもできる。そういう意味でVCの方が自身に合っていると思った。(その代わりと言ってはなんだが、VCは Historical な財務諸表がないので、「財務諸表から会社を知る」というスキルは付かない。しかし、すべてを求める事は不可能なので優先順位付けと取捨選択が必要だ)さらに、日本人のMBA AlumnusがCambridgeに来た際に、Pubで会話させていただいた際に、「若林さんならVCいけるよ!」と言ってくれたのも後押しになった。彼は日本技術系大企業で技術者をやっていたのだが、シリコンバレーにいた際にある日本の有名VCの社長からOfferをもらい、今では世界中を飛び回り先進技術企業への投資や拠点の立ち上げをしている。Offerの決め手は技術的バックグラウンドだった。そして、彼曰く「Finance系のバックグラウンドは関係ない」だ。実はそのように言うVC関係者は多く、そもそも日本にInvestorの数が少ないのと、Investorも最初からInvestorだったわけではなくて、何か別のビジネスを経験した上でInvestorになっている。なので、「Finance系のバックグラウンドは関係ない」はよく分かる。

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VCのイメージ、ミーハーの私にはちょうどよい(当然イメージと実際は全然違う)

この結果、就職先を基本的にVCに絞った。とは言え、VCだけでは候補の弾がすくなくなるので、もう少し広げて「会社(他社)への投資という概念とそれに付随する会社の仕組みの考慮が伴う、新技術を活用した新たなビジネスの立ち上げ」ができるようなPositionを探した。そうすると、対象は、VC、(日本でいう)商社、技術系企業のJoint Venture会社、Startup(投資される側としてだが新ビジネスをやる)辺りが候補になる。

もう1点大事な観点が、「世界」、就職活動的に言うと「海外」だ。元々、自分の影響の範囲を最大化したく、海外というキーワードで外資のIBMに入ったが、残念ながら日本IBMではあまり海外経験ができない。AmazonやGoogleはもう少しできるとも聞くが、基本日本にある支社は日本のMarketを見るので、海外経験をさせるMotivationが親会社には薄いと思う。その代わり、海外の最新のTrendなどの情報は早い。しかし日本企業に就職したほうが海外経験の可能性が高いという事実は、MBAに行って、日本人と会話して知った。会社の文化という意味でいうと、IBMの方が老舗大企業の割にOpenでいいなとは思ったけど。

一方でイギリス(や海外)で働くという事も途中までは考えていたが、MBA就活でよく言われる「3つを同時に変える」に抵触したため海外を抜いた。3つとは、業界、職種、Locationだ。私の場合は最初の2つが変わるので、3つ目は切った(3つ全て変える強者MBA生も当然いる)。まぁ、家族の事も大いにあるのは確か。しかし、近いうちに海外で最低2~3年は働きたいと思っているので、その可能性がある会社を選ぼうと思った。

よって、基本的には日系のGlobal企業を受けた。一度日本の会社で働きたいというのもあったし、IBMでの経験(外資の文化やOperationの仕方)も生きると思ったからだ。Startupは外資でもよい、Startupなら日本支社でもCountry Managerとかになり、海外とのつながりは強いからだ。

そのような思いで就職活動を進めていた(詳細は次回の()で)が、(純)VCは少し違うのでは?と思い始めた。話を聞いていると、やはり、活躍されている方々はそれなりにビジネスを作るという経験、もしくは本当にDeepな技術の経験があって、その経験を生かしてDue Diligence(投資先の評価プロセス)をされている。私には両方ともない。エンジニアと一言で言っても色々あり、私の場合はお客様やビジネスに近いエリアだったので、コーディングもしたことないし、アルゴリズムの細かい評価等はできない。一方で、ビジネスも弱いという中途半端な位置づけだ。よって、私がすぐにVCへ就職してもうまくいかない、もしくは(今以上に)雰囲気で仕事をする中身のない人間になると危惧した。しかし、上記で記載したVCへの興味の理由はなくなっていない。どうすればいい??最新技術にもタッチ出来て、会社投資という概念があって、会社の仕組みが分かって(経験できて)、ビジネスを作るという経験ができるPositionがないか???そんな贅沢なものあるのか???あった、Corporate Venture Capital(CVC)だ!!

CVCはCorporateとついているのが純VCと異なる点を表している。比較的Matureな企業がVCの組織を作り、主にStartupに投資する形態だ。純VCが財務Return(投資先成長によるEquity価格の向上によるReturn)に対してCVCは主に戦略Returnを狙う。戦略Returnは一番簡単な例でいうと、Startupの新技術を使わせていただいて企業のPotentialと合わせて新たな事業を創生することだ。まぁ、どちらにしろ人のふんどしで相撲を取っているようにしか見えないかもしれないけど。。。ただ、昨今のOpen Innovation必要性の高まりによりこのCVCの形態は非常に重要になっているのも確か。Deloitteの調査では海外のCVC関連投資は増えているし、PwCの調査でも国内でもCVCの投資額は増えている。CVCについて「語る」と長くなる、というか私は半年ちょっとしかこの業界にいないので、おこがましい。経験が増えたタイミングで「語る」事をしようと思う。

The next chapter for Corporate Venture Capital – Deloitteより、外部資料を調査するようになったのはMBAのおかげ

さて、上記記載のようにCVCであれば基本的に新規事業創生がミッションのことが多く私の思いとも合致する。よって、CVCを第一志望にした。その中でなぜ日立製作所なのか?という話だが、まず上記のように日経企業であること(というより日経以外で日本人がCVCに入る機会は極小だと思う、唯一SalesForce.comは日本にCVCがある)、私は経済人として政治や国際関係へも関わっていきたいと思っているが、日立製作所であればその機会がありそうなこと(会長が経団連会長、経団連がいい組織がどうかはおいておいて)、、、と記載したが、結局はこれまでも書いてきた、運、縁、タイミング、偶然であり必然が理由だと思う。つまり、たまたま日立製作所が2019年4月にCVCを新創設して、その拠点がミュンヘンとボストンで、Startup探索対象が世界で、私が2019年に就職活動をしていたからだ。VCもそうだが、CVCも門が狭い、Pure投資家は外部から雇うにしても、事業開発者は社内の人間を置くのが普通だからだ。ここはどう就活したかの話になるので、しつこいがまた次回の()で。

CVCは自分に合っていると思う。IBM入社面接のときも「私はビジネスとテクノロジーという両極にある(と思っていた)もの、水と油をつなげたいです」と言った。今回も大企業とStartupという両極に見えるものを繋げることになった。何かの本に書いてあったが「古代から近代までで最も儲かっている職種は対象に対して異なる世界から異なる物を持ってきた交易商人だ」とのことだ、だからヴェネチア共和国はすごいのだろう。別に儲かりたいわけではないが(うそです、儲かりたいです)、両極にあるものを繋げるというPositionが重要なのは間違いないようで、自分はそれをやっていると思いたい。そういう意味でいうと、先に記載した「中途半端」という位置も大事だ。両利きの経営という本がある。先日亡くなられたクレイトン・クリステンセンの「イノベーションのジレンマ」に対する答えと言ってよいと思う本だが、企業は探索と深化が両方必要、一般的には深化ばかりに目が行きがちでそれが、漸進的なInnovationしか起こせないというものだ(Top画像も「伝統と最先端の融合」の「伝統」の方で、伝統的な晩餐会Formall Hallの一枚だ、みなハリーポッターばりのガウンを身に着ける。伝統と最先端も両極にありながら、融合すべきもの)。

入社して6が月超、すでに色々学ばせていただいている。IBMの頃と比べると4次元的に自身の考える範囲が広がっている。1つは技術、ITだけから、OTやBio。2つ目は業界、銀行から製造、エネルギー、環境。そして、日本から海外。最後に、技術現場から経営だ。ありがたいことだ。また、良くも悪くも、日本の大企業の事が知れている。これらを通すことで、自分の経験を広げていきたいと思う。

最後に、就職活動中に読んでいた、「大戦略論」の文章が自身が大事にしている内容が盛り込まれていたので借用したい。戦略、両極、適当さ(完璧でないこと/imperfection)、コミュニケーション、多様性、価値感。

「何事かを達成するためには、 願望に能力を合わせる必要がある これができるのは、二つの相反するもの、矛盾を内包する 時だけである。これをするためには汗をかかない事、完璧を求めない事 それが相手を理解することにつながる。時間と空間で隔てられた二つの文化の間の相互コミュニケーションは、人間を人間たらしめているものが双方に共通であり、異なる文化の架け橋として機能するからこそ可能なのである。それでも我々の価値観は我々のもの、彼らの価値観は彼らのものである。」